日本音楽の未来を世界へ！ロサンゼルスでのMUSIC WAY PROJECTレポート

ロサンゼルスで行われた新たな音楽体験

2025年12月1日と2日の二日間、米国ロサンゼルスにて「ennichi '25 presented by CEIPA × TOYOTA GROUP 'MUSIC WAY PROJECT'」が開催されました。このイベントは、日本の音楽を国際的に発信し、世界各国の業界関係者と交流するための重要な機会でした。第一日目には、日本と米国の音楽業界関係者が集まるカンファレンスが行われ、第二日目にはアーティストたちによるライブパフォーマンスが展開されました。

音楽ビジネスの新たな可能性

カンファレンスにおいては、業界の先駆者ともいえるきゃりーぱみゅぱみゅをはじめとするパネルディスカッションが行われ、彼女は自身の成功体験を語る中で、日本の音楽が海外で受け入れられる可能性の高さを示しました。また、音楽ビジネスに精通したモデレーターが、日米の音楽シーンの相違点や、これからの展望について議論しました。参加者は、新しいパートナーシップやアイデア創出に期待を寄せていました。

エンタメ満載のライブイベント

翌日のライブイベントでは、多彩なアーティストたちが登場。オープニングアクトを務めたのはガールズグループのf5veで、キャッチーなポップソングで観客を魅了しました。彼女たちのパフォーマンスは、会場全体の雰囲気を一気に盛り上げ、特に「Firetruck」の熱演には多くのファンが釘付けに。次に登場したJP THE WAVYは、ラッパーとしての強い存在感を放ち、観客を引き込む力を示しました。

さらに、注目のアーティストAwichは、その背景を語りつつ、力強いメッセージを届けました。彼女の別れと再生のストーリーは、多くの聴衆の心に響き渡りました。彼女のパフォーマンスの中でサプライズゲストとして現れたLupe Fiascoは、この夜の盛り上がりを一層加速させました。

最後にステージに立ったPSYCHIC FEVERは、観客の期待を裏切らないパフォーマンスを展開。特に「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」は、その完成度とエネルギーで観客を熱狂させました。

日本音楽の進化と未来

今回の「ennichi '25」は前回の「matsuri '25」に続く形で開催され、日本音楽の多様性を示す場となりました。若い観客たちは、他のアーティストに対する興味も抱き、帰宅後のネットでの復習を楽しみにしていると語ってくれました。このように、音楽が国境を超え、多くの人々をつなげる力を持っていることを再確認できる素晴らしいイベントでした。今後の日本人アーティストたちの国際的な展開にますます目が離せません。