シングルオリジンハニーシリーズ500種目との出会い
金市商店は、20年以上にわたる信頼をもとに、新たに「シングルオリジンハニーシリーズ」の500種類目となる蜂蜜を発表しました。2026年7月1日(水)にリリース予定のこの特別な蜂蜜は、青森県弘前市で採れたあかしあ蜂蜜です。この蜂蜜は、2020年にシリーズとしてスタートした非常に重要な蜜源であり、記念すべき500種目の誕生を祝う意味でも特別なものです。
シングルオリジンハニーの魅力
シングルオリジンハニーとは、採蜜した花や土地、時期に基づいて商品化される蜂蜜のことです。それぞれの蜜源には独自の個性があり、同じ花から取れた蜂蜜でも採蜜場所や年によって味わいが異なります。このシリーズは、三代目社長である市川拓三郎氏の思想から生まれました。彼のビジョンは、蜂蜜が持つストーリー性をワインのヴィンテージのように感じてもらうことです。
しかし、自然と向き合うことは決して容易な道ではありません。開花の時期が遅れたり、異常気象が続いたりする場合、十分な量の蜂蜜が集まらないこともあります。それゆえ、500という数字は単なる種類の数ではなく、数多の出会いと試行錯誤の歴史を反映しています。
初号と500種目を繋ぐあかしあ蜂蜜
「0500」として知られるこの青森県弘前市産あかしあ蜂蜜は、金市商店において特に重要な意味を持ちます。シリーズの第一号である「0001」も同じく青森県弘前市産のあかしあ蜂蜜であったため、特別なつながりがあります。金市商店は、国内外の50名以上の養蜂家と良好な関係を築いており、それぞれの地域の特性を活かした蜂蜜を供給しています。その中でもあかしあ蜂蜜は72種類と最も多くのバリエーションが存在し、特に青森県と秋田県は最高品質のあかしあ蜂蜜の産地として知られています。
ここには、自然と共に生きる養蜂家たちとの、長きにわたる信頼関係が広がっています。青森県弘前市の養蜂家との付き合いは20年以上に及び、先代から息子へと受け継がれる形で続いています。こうした背景からも、家族のような絆が構築されているのです。
途切れない蜂蜜の絆
青森県であかしあ蜂蜜を採取する養蜂家たちは、九州からミツバチを連れて北上する移動養蜂家が大半です。これにより春先から順調に蜜が集まりますが、毎年全てが順調というわけではありません。天候の影響で採取量が減少することもあります。それでも、彼らはできる限りの蜂蜜を提供してくださり、2019年から2026年までの継続的な仕入れを実現してきました。
2026年青森県弘前市産あかしあ蜂蜜は、前述のように開花が早かったため、採取量は控えめですが、糖度が高くクリアで上品な甘みが特徴です。「蜂蜜の女王」と呼ばれるあかしあ蜂蜜そのものの魅力が詰まっています。
新たな冒険の始まり
「0500」は、金市商店と養蜂家との20年以上の強固な信頼の証であり、同時にシングルオリジンハニーシリーズの新たな始まりを象徴しています。市川拓三郎氏は、日本や世界各地の養蜂家との連携を強化し、その土地ならではの味わいをお客様に届け続けることを誓っています。
この500をはじめ、今後も数多くの物語が紡がれることでしょう。新たな出発を切る金市商店のシングルオリジンハニーシリーズから、今後も目が離せません。彼らの物語をぜひお楽しみあれ。