イフジ産業株式会社、給与水準を平均13.6％引き上げるベースアップを実施

イフジ産業が実施する給与水準引き上げの詳細

イフジ産業株式会社は、2025年度において全正社員を対象に、月額2万円のベースアップ及び職責手当の見直しを行い、平均13.6％の給与水準引き上げを実施することを発表しました。この取り組みは、優れた人材の確保と定着を目指し、従業員のエンゲージメント向上に寄与するものです。

7年連続のベースアップ

このベースアップは、イフジ産業にとって7年連続の実施となり、従業員の労働環境の改善が続いていることを示しています。過去数年間には、2022年度に平均4.9％、2023年度に平均6.7％、2024年度には5.7％の引き上げが行われており、徐々にその水準が高まっています。このような給与政策は、会社が従業員一人ひとりの価値を尊重し、育成していく姿勢を反映しています。

健康経営優良法人の認定

さらに、イフジ産業は2025年3月に日本健康会議から「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」の認定を受けています。これにより、従業員の健康管理や働きやすい環境づくりにますます力を入れていることが分かります。今後も多様な人材が能力を発揮できる職場を目指し、従業員の健康を最優先事項にして取り組んでいくとのことです。

人的投資の重要性

イフジ産業は、自社の競争力を高めるために、積極的な人的投資を行っています。従業員一人ひとりが自律的に成長し、その能力を最大限に引き出すための働きやすい環境を整備していくことに力を入れています。企業は、従業員の成長は企業そのものの成長に繋がると認識しているため、今後もこの方針が続けられるでしょう。

新入社員の初任給について

2025年4月には、新入社員の初任給は293,100円に引き上げられ、前年の271,000円から22,100円の増加となります。この金額には固定残業手当が含まれており、時間外労働が月30時間未満の場合も全額支給されます。月30時間を超える場合には、その超過分についても残業手当が全額支給されるため、特に安心して働ける制度が整えられています。