シェイクスピア翻訳
2025-03-13 15:46:27

松岡和子さんインタビュー:シェイクスピア翻訳にかけた28年の想い

シェイクスピア翻訳の世界に挑む松岡和子さん



毎週日曜日21時30分からTBSラジオで放送されている『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』。この番組では、志を持って生きる多様なゲストに対するインタビューが行われます。3月の放送では、翻訳家の松岡和子さんがゲストとして登場します。彼女が約28年かけて翻訳したシェイクスピアの全37作について、その裏側や自身の体験を語ってくれました。

第一夜:蜷川幸雄との日々



松岡さんは、演出家の蜷川幸雄さんと共にシェイクスピア全作上演プロジェクトに取り組んできました。その日のインタビューでは、彼女が翻訳作業を進める中での様々なエピソードが聞けます。特に印象的だったのは、蜷川さんが稽古場で見せた素顔や、松岡さんが翻訳した戯曲に対するダメ出しの数々です。彼女にとって蜷川さんとの仕事は、単に翻訳するだけではなく、演出家との信頼関係の構築でもあったと話します。

翻訳と舞台制作が並行して進む日々の中で、どのように彼女がシェイクスピアの作品を深く理解し、舞台に命を吹き込むかを考えていたのか、松岡さんの温かい言葉からその情熱が感じられます。翻訳することの大変さや楽しさ、そして、作品を舞台で見せることの意義についても考えを深めていく様子が印象的でした。

第二夜:舞台の面白さに目覚めた瞬間



翌週の放送では、「ロミオとジュリエット」の上演に差し掛かった際に感じたある違和感について語られます。松岡さんがこの作品と向き合いながら抱いた疑問をどう解消していったのか、また、大学時代にシェイクスピア研究会で舞台の面白さに触れた記憶を語る中で、彼女が翻訳家としての道を選んだ背景に迫ります。

その道のりの中で挫折や失敗もあったはずですが、松岡さんはそれを如何に乗り越え、情熱を持ち続けてきたのか、彼女の人生観に触れることで多くのインスピレーションを得ることができそうです。

まとめ:翻訳の奥深さと舞台の魅力



松岡和子さんの語る言葉は、ただの翻訳家の視点を超え、シェイクスピアという偉大な作品の哲学や、舞台制作におけるチームワークの重要性を感じさせてくれます。彼女の取組みと情熱からは、翻訳が単なる言語の置き換えではなく、感情や文化を伝える大切な役割を担っていることがよく分かります。

これからも彼女が翻訳し続けるシェイクスピアの世界をぜひ楽しみにしたいと思います!


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