阪神タイガース矢野燿大氏が贈るクリスマスパーティの魅力

阪神タイガースの元監督である矢野燿大氏が運営する「39（サンキュー）矢野基金」では、筋ジストロフィー患者様のご家族を対象にした特別なクリスマスパーティが開催されます。このイベントは、特に自宅療養を行っている筋ジストロフィー患者様とその家族が中心となって運営され、その温かさと心のこもった経験を提供することを目的としています。

イベントの内容と目的

パーティは、12月20日（土）の17:00から始まり、会場はHDC大阪Cテラス。参加者は、筋ジストロフィー患者様のご家族や支援者に加え、特別なゲストに招待された方々も含まれます。今回のイベントは、大阪梅田東ロータリークラブと共催で行われ、ロータリー財団の助成金を活用して実施されます。

参加者は、事前準備段階からイベントの運営に参加。クリスマスツリーの飾り付けや会場のデコレーション、自らゲストをお迎えすることで、社会参加の機会を得ることができます。障がいの有無にかかわらず、協力し合い、共に楽しむ場を作り上げていくことが、このイベントの成功要因です。

豪華ゲストの登場

パーティでは、豪華ゲストも登場し、会場に華を添えます。ポップスピアニストのハラミちゃん、イラストレーターのくぜさえさん、株式会社クラブハリエの代表取締役社長である山本隆夫さん、文字職人の杉浦誠司さんが参加。各ゲストが持つスキルを生かし、患者様との交流を通じて特別な体験を提供します。

- くぜさえさんは、イラストを用いて会場の飾り付けを担当し、参加者が自由に創作活動を楽しめるコーナーを用意。
- 山本隆夫さんは、ウェルカムスイーツとしてマンディアンチョコの作り方を教えており、参加者が一緒に作ることで自信を掻き立てます。
- さらに、杉浦誠司さんによる書道のパフォーマンスや、ハラミちゃんの即興演奏があることで、感動的で楽しい時間が演出されます。

参加者にとっての意義

このクリスマスパーティは、ただのイベントではありません。障がいのある方々が自らの能力を発揮し、家族や支援者、参加者と共に喜びを分かち合う貴重な機会です。特に医療的サポートが必要な筋ジストロフィー患者様にとって、こうしたアクティビティは社会参加の一環となり、心の豊かさをもたらします。このイベントを通じて、参加者全員が共鳴し合い、思い出と絆を深めるひと時が紡がれます。