アスキーとNTT東日本、革新的ローカル5Gソリューションを提供へ
2025年7月21日、台北にて、アスキーとNTT東日本が協力し、ローカル5Gのエンドツーエンドソリューションに関する試験を無事に完了しました。これは1年半に渡る共同開発の成果であり、2024年末にはNTT東日本の「ギガらく5Gセレクト」サービスとして正式に提供される予定です。この革新的なソリューションは、日本のローカル5G市場の新たなスタンダードを確立するものとされています。
本プロジェクトの主な狙いは、コストパフォーマンスに優れたローカル5Gソリューションを生み出すことです。アスキーが自社で開発した5Gプライベートネットワーク管理プラットフォーム(AMP)、多様なCPEデバイス、安定した高効率を誇る5Gスモールセルが組み合わされ、日本市場のさまざまなニーズに応えることを目指しています。具体的な用途としては、スマート製造、スマート農業、スマート物流、スマート医療、スマート交通、さらにはグリーンエネルギー関連の分野での利用が想定されています。
アスキーとNTT東日本はそれぞれの専門性を持ち寄り、先進的な5G技術とネットワーク保守及びインフラ構築のノウハウを融合することで、高性能・高安定性・高汎用性のローカル5Gネットワークシステムを開発しました。このシステムは、地域の通信事業者や企業が柔軟にネットワークを構築できる環境を提供します。
ローカル5Gソリューションの特長
アスキーのローカル5Gエンドツーエンドソリューションには、次の3つの特長があります。
1.
導入コストの削減: 企業にとっての導入ハードルを大きく下げ、より多くの業界での活用を可能にします。
2.
効率的運用: AMPによる集中管理が可能で、導入作業が簡素化され、運用管理の効率性が向上します。
3.
高い性能とセキュリティ: 安定した運用とデータ保護の厳しい要件に対応し、企業が安心してプライベートネットワークを利用できるようにサポートします。
この成功は、日本国内におけるデジタル化と自動化の進展にとどまらず、アスキーの技術力を国際的に示すものでもあります。今後はNTT東日本との協力を再強化し、ローカル5Gの活用シーンを広げていくことで、グローバルな通信業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献していくでしょう。
アスキーは、これらの新しい解決策を「COMNEXT 2025 - 次世代通信技術&ソリューション展」に展示する予定です。具体的には、2025年7月30日から8月1日までの開催期間中、東京ビッグサイトにて皆様に実際に体験していただける機会を提供します。この展示では、高性能なスモールセルやAMP管理プラットフォームを含む多様なCPEデバイスが紹介され、企業のプライベートネットワーク構築を強力に支援します。
COMNEXT Japan 2025 展示会情報
- - 会期: 2025年7月30日(水)~8月1日(金) 10:00~17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト 南展示棟1ホール
- - ブース番号: C7-29
ぜひアスキーのブース(C7-29)にお越しいただき、ローカル5Gソリューションの最新技術をご覧いただくとともに、ネットワークに関するお悩みやご要望についてもお気軽にご相談ください。
アスキーの詳細は
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企業紹介
アスキーは1989年に設立され、ASUSTekグループの一員として5GプライベートネットワークやIoTソリューションを手がけています。業界を問わず、デジタルトランスフォーメーションを進めるための多様な通信ソリューションを提供しています。
一方、NTT東日本も日本の代表的な通信キャリアとして、先進的な技術ソリューションを幅広く展開しています。彼らは、企業や社会全体のデジタル化を推進し、ユーザー体験の向上に貢献しています。