音が生む新ファッション
2026-04-10 18:51:43

音を奏でる布がもたらす新たなファッション体験の可能性

音を奏でる布がもたらす新たなファッション体験



2026年3月10日、日本のファッション業界に新たな風を吹き込む革新的なプロダクトが発表されました。国際ファッション専門職大学で開かれた成果発表会では、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が開発した「ファブリックスピーカー」、つまり音が鳴る布を使用した新しいファッションプロダクトが紹介されました。このプロジェクトは、産総研との共同研究のもとに進められ、次世代のファッションビジネス人材を育成することを目的としています。

ファブリックスピーカーを用いた多様な試作品



発表会当日には、ストリートファッションブランド「HYSTERIC GLAMOUR」とのコラボレーションによるヘッドウェアやバッグ、さらには伝統工芸を活かしたインテリア製品など、ユニークな作品が披露されました。これらは、学生たちが自由な発想で作り上げたもので、ファッションやインテリアの新しい可能性を感じさせました。

試作品のハイライト


1. 音が出るカーテン「ソナリア」
この作品は、サンゲツや槌屋との協力により開発された音が出るカーテンです。従来のスピーカーを使わず、空間に音を調和させることが可能で、濃淡のある竹のデザインが特徴です。竹林の音楽と視覚効果が融合し、旅館などでの使用にぴったりです。

2. 「星を聴くマット」
日常生活の中で自然や宇宙を感じることをテーマにしたマットです。リラックスタイムや瞑想時に使用することで、心穏やかな時間を提供します。米沢織の伝統技術を活かした柔らかな肌触りのマットは、使用する人にとっての特別な場所になるでしょう。

3. HSPノイズキャンセリングパイロットキャップ
音に敏感な人々に向けて開発されたこのキャップは、外部音を制御しながらオシャレに着用できるアイテムです。音楽を楽しみながらも、周囲の音に気づくことができる画期的なデザインが注目されます。

北村信彦氏によるコラボレーション発表



発表会では、ブランド「HYSTERIC GLAMOUR」の北村信彦氏も登壇し、これらのプロダクトについて語りました。彼は、音楽とファッションの融合について非常に前向きな姿勢を示す一方、最新技術がもたらす新たな可能性についても言及しました。特に、アナログ的な要素を取り入れる重要性を強調し、日本の伝統技術との融合で、国際的な感動を与えることができると語りました。

未来のファッションへの期待



このプロジェクトは、2025年から行われた1年間の取り組みの一環であり、学生たちが主体的に制作から発表まで関わることで、ファッションの未来を形作る重要なステップとなりました。「ファブリックスピーカー」という新素材の登場は、音と空間を再構築する新しいファッションの形を提示しました。ファッション業界での新しい体験がどのように広がっていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。

国際ファッション専門職大学について



国際ファッション専門職大学は、東京、大阪、名古屋を拠点に、国際的なファッション人材を育成しています。55年ぶりの大学改革に基づいて開学したこの大学は、服を作るだけでなく、ライフスタイルやカルチャーにまで影響を与える人材を育成することを目指しています。実践を重視した学びを通じて、学生たちがグローバルな舞台で活躍することをサポートしています。


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