北欧道具店と提携
2025-09-03 11:15:34

北欧、暮らしの道具店がソニックガーデンと資本業務提携で新たなシステム基盤を構築へ

株式会社クラシコムがソニックガーデンと資本業務提携を締結



『北欧、暮らしの道具店』を運営する株式会社クラシコムが、株式会社ソニックガーデンとの資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社は連携を強化し、特にクラシコムが育ててきたシステム基盤をより進化させていく方針です。

提携の背景と目的



クラシコムは2007年にオンラインショップ『北欧、暮らしの道具店』を開始し、読みものや動画、音声コンテンツなど多様な情報を通じて顧客との関係を構築してきました。しかし、システムの内製化を進める中で、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が難しい状況が浮き彫りになっていました。これを踏まえ、システムの刷新が急務となり、今回の提携へとつながりました。

特に、クラシコムの子会社『foufou』のシステム開発を手掛ける中で、ソニックガーデンとの協働が深まり、2024年からはクラシコムの基幹システムの開発・運用においてもソニックガーデンが加わることになりました。これにより、システムの改良が加速し、顧客に提供する価値が大きく向上することが期待されています。

ソニックガーデンとの強力な関係



ソニックガーデンは2011年に設立されたソフトウェア開発会社で、代表の倉貫義人氏が提唱する『納品のない受託開発』を特徴としています。これは、企業のシステムを中長期的に育てていくスタイルで、高い信頼性を誇ります。両社は長年にわたり協力関係を築いてきただけに、今回の業務提携はさらなる発展につながると信じられます。

提携内容と今後の展開



今回の提携には、具体的な業務協力の枠組みが設けられています。両社はD2C事業の基盤を強化し、続いて基幹システムの開発・運用体制を構築します。また、ソニックガーデンが長期的な公正取引条件で当社のシステム開発をサポートすることも約束されています。

具体的には、株式会社クラシコムはソニックガーデンに対して将来的に株式を取得できる権利(新株予約権)を発行し、これにより両社が共に成長していくことが求められています。この新株予約権が行使される条件には、2035年までに連結売上高が200億円を超えるという目標が設定されています。

また、この提携はクラシコムの企業価値だけでなく、既存株主にとっても大きな利益をもたらすものと考えられています。引き続き両社は信頼関係を深め、技術力を高める中で新たなビジネスチャンスを見出していくでしょう。

北欧、暮らしの道具店の魅力



『北欧、暮らしの道具店』は『フィットする暮らし、つくろう。』というテーマのもと、雑貨やアパレルなどを販売し、関連コンテンツを提供するライフカルチャープラットフォームです。2007年の設立以来、ビンテージ北欧食器の専門ECサイトとしてスタートし、現在は世界中の商品を取り扱うようになりました。オリジナル商品を企画・販売し、顧客との絆を深めるため、さまざまなコンテンツを通じてコミュニケーションを図っています。

今後も、クラシコムとソニックガーデンの共同作業によって、新しいシステム基盤のもと、さらなる顧客体験の向上が期待されるでしょう。両社は持続的な成長に向け、力強く前進していく方針です。


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