加藤聖子医師、ローマでグローバルな美容医療の未来を語る
2025年9月10日から12日、麻布ビューティクリニックの加藤聖子医師は、世界の医師たちとの交流の場である「Leaders of the future」に参加しました。これは、アッヴィ合同会社が2019年に設立したプロジェクトで、美容医療の未来を支えるリーダーを育成することを目的としています。今回は、世界各国から20名の医師が集まり、濃密な知識交換が行われました。
未来のリーダーたちとの交流
加藤医師は、ボツリヌス毒素A型の美容医療への導入で知られる伝説的な医師、Jean Carruthers博士をはじめとする各国の専門家たちとともに、最新の治療技術や研究成果を発表しました。加藤医師が開催したのは、アジア人の美をテーマにしたプレゼンテーションや、目の下のクマを注入治療で改善する手法についての講義です。
アジアの美:新たな視点
加藤医師は、最近多様性が重視される時代において、アジア人の美を再評価する重要性について強調しました。従来、美しさは西洋的な基準で語られることが多かったですが、今回はアジアの視点から「アジアンビューティー」についての症例を共有しました。
目の下のクマ治療法
さらに、加藤医師は自身の専門分野である目の下のクマ治療に焦点を当て、メスを使わずにヒアルロン酸やコラーゲンを注入する方法を紹介しました。手術ではなく、非侵襲的なアプローチの評価が高まり、参加した医師たちから大きな反響を得ました。
加藤医師の思い
加藤医師はこのプロジェクトに参加することに不安を覚えつつも、最終的には26名の医師との絆が深まり、互いの経験を共有することで「家族のような存在」となったと言います。特に、ボトックスの生みの親であるJean Carruthers博士と共に過ごした経験は、加藤医師にとって特別な意味を持ちました。
「人との出会いや出来事には全て理由があります。この機会を通じて、これからの美容医療の発展に貢献していく決意を新たにしました。」と、加藤医師は感謝の意を表しました。
美容医療の未来を担う
加藤聖子医師は、1997年に東京大学医学部を卒業後、美容医療に特化したクリニックを設立し、17年以上の注入治療の経験を積んできました。非侵襲型美容医療を推進する彼女の活動は、合計で多くの医師たちに影響を与えています。彼女は日本国内に留まらず、海外でも講演や指導を行っており、業界全体の技術向上を目指しています。
麻布ビューティクリニックの理念は、「すべての人に美しさを提供すること」・この理念を実現するために、加藤医師は今後も努力を続けていくでしょう。美容医療の新たな可能性に挑戦する彼女の姿勢は、多くの方々に勇気と希望を与えることでしょう。