新たな挑戦、三山ひろしの「落語歌謡」
美しい歌声で知られる三山ひろしが、BS日テレの「歌謡プレミアム」に登場します。今回のテーマは、「演歌界のトップランナー三山ひろし ~あくなき探求心~」です。彼が挑戦するのは、歌謡曲の新たなジャンル「落語歌謡」。長編歌謡浪曲に続くこの新境地は、彼の多趣味な一面を示すかのようです。
三山はこれまで、演歌の魅力を余すところなく伝えてきましたが、今度は古典芸能という新たな扉を開きます。2021年には、落語家としてデビューし、昨年には師匠と共に二人会を開催。そこで初めて披露した「厩火事」は、歌と語りが見事に調和する作品となりました。
落語と演歌の融合
「音楽と古典芸能は近いと感じた」という三山。彼は、日本の三大話芸である落語、講談、浪曲が持つ深い魅力に惹かれ、これを演歌とコラボレーションする可能性を模索しています。「歌謡浪曲のジャンルがあるなら、落語にもチャンスがある!」そんな思いから彼はこの新たな挑戦を始めました。
実際に「厩火事」を披露した時の観客の反応は新鮮そのもので、歌った時の“上手い”という拍手とは違い、笑いに包まれた温かい拍手が響いたそうです。この新感覚のライブは、今までの歌のパフォーマンスとは異なり、観客との一体感をより強く感じさせてくれます。
多彩な趣味とFPVドローン
プライベートでは、多趣味である三山は「FPVドローン」に夢中です。FPVドローンとは、ゴーグルをつけてリアルタイムで操縦するもので、迫力満点の映像を体感できます。彼はアマチュア無線の資格を取得し、大きな体育館でドローンレースを楽しんでいるとか。番組内でも、彼が撮影したドローン映像が公開される予定です。
また、最近は3Dプリンターにも興味を持ち、自作のオリジナルグッズを紹介する場面もあるそう。さまざまな技術に挑む姿勢は、彼の探求心の美しさを物語っています。
深い思い出と新しい曲の披露
紅白歌合戦に出場した時に歌った「お岩木山」は、彼にとって特別な思い出の曲です。実際には、歌った瞬間の喜びと同時に心残りもあると語る三山。その理由にも注目です。
さらに、井上陽水の名曲「少年時代」や最新の「祇園闇桜」などのパフォーマンスも披露される予定で、視聴者にとって忘れられない夜になることでしょう。
まとめ
三山ひろしの貪欲な挑戦は、我々に多くの感動と楽しみを提供してくれます。新たなジャンルの開拓と、彼の多彩な趣味を通して、彼の魅力をぜひ感じてください。6月16日、BS日テレにて放送される「歌謡プレミアム」をお見逃しなく!