香りの文化と歴史を楽しむ「香りと暮らす」展
2026年10月9日(金)、東京都港区のポーラ文化研究所・化粧文化ギャラリーにて、特別展「香りと暮らす」が開催されます。この展覧会は、50周年を迎えたポーラ文化研究所の周年企画のフィナーレを飾るものであり、香りという見えないよそおいが持つ深い魅力を様々な角度から紹介します。
香りは人類の歴史の中で、古くから人々の生活とともにあり、時代や地域を超えて受け継がれてきた文化の一部です。この展示では、古代ギリシャの香油壺や、西洋における香水文化を象徴する香水瓶、日本独自の薫香や香道の品々など、香りが人の暮らしにどのように寄り添ってきたのかを体感できる貴重な機会となります。
展示される貴重なコレクションを通じて、香りが宗教儀礼や身だしなみ、遊びの一環としてどのような役割を果たしてきたのか、また、現代に生きる私たちのライフスタイルにおける香りの意味についても新たな視点を提供します。
展示内容のハイライト
今回の展覧会では、特に注目すべき展示品が多数予定されています。たとえば、1913年製の香水瓶「中国の夜」や、1914年製の香水瓶「さしむかい」、さらには明治時代末期の山水蒔絵阿古陀香炉、江戸時代末から明治時代にかけての御所車形蒔絵香炉など、香りにまつわる貴重なアートを間近で見ることができます。
また、リチャード・ル・ガリエンヌが著し、ジョルジュ・バルビエが描いた1928年の作品『香りのロマンス』や、三代歌川豊国による『江戸名所百人美女』など、香りの芸術的な側面も堪能できます。
体験プログラム
さらに、展示に連動したさまざまな関連プログラムも用意されており、参加者は五感を研ぎ澄ましながら香りの世界を体験できます。例えば、THREEのアロマブレンドディフューザーワークショップでは、オリジナルの香りを自身で創り出すことができる貴重な体験ができます。また、香老舗松栄堂が主催する匂い香づくり教室もあり、日本の香り文化に触れながら自分だけの香りを生み出す楽しみがあります。
詳細情報
この展覧会は2027年4月2日(金)まで続きます。開室日は木曜と金曜の午後11時から17時までで、最終入室は16時30分です。予約制のプログラムもあるため、訪れる前には公式ウェブサイトでの事前確認が推奨されます。
また、お子さま連れや車椅子の方には特別なゆったり鑑賞デーも設けられており、誰もが安心して楽しむことができる配慮がなされています。
この機会に、ぜひ香りの歴史と文化に触れ、特別なひとときを体験してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- - 会期: 2026年10月9日(金)~2027年4月2日(金)
- - 会場: ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー(東京都港区南青山 2-5-17 ポーラ青山ビルディング 1F)
- - 主催: 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス ポーラ文化研究所
- - ウェブサイト: ポーラ文化研究所公式サイト