岩手の新たな祝福、ブランド米『白銀のひかり』の誕生
みなさん、特別なお米の誕生をご存知でしょうか。2025年に本格的に販売が開始される岩手県の新ブランド米『白銀のひかり』が、今注目を集めています。この米は、地域特有の気候や土壌を活かして開発されたオリジナル品種で、米どころ・岩手の豊かな文化を実現します。ロゴマークを担当したのは、岩手在住のアーティスト小林覚氏。彼が描いた独自のデザインは、米が持つ魅力をより引き立てています。
ブランド米『白銀のひかり』とは?
『白銀のひかり』は、岩手県の特性に合った米として、寒冷地においても安定した収穫を可能にする短稈品種です。収穫量が豊富でありながら、ふっくらと炊き上げられるその食味は、多彩な料理と相性抜群。和食から洋食、さらにはデザートまで幅広く楽しむことができることでしょう。この新米は岩手の希望を象徴する「ひかり」とも捉えられており、農業を支える期待の星です。
小林覚氏のアートが生み出すロゴマーク
『白銀のひかり』のロゴマークも大きな話題になっています。小林覚氏が描き下ろしたこの作品は、一粒のお米を象徴する楕円形を基にしており、光をイメージしたデザインが特徴です。7つのパーツからなるロゴには、米の特性や岩手の雪深い自然を表現する言葉が散りばめられています。
キャッチコピーが示すメッセージ
ロゴに合わせて作成されたキャッチコピーは、「雪多き」「気高き」。前者は岩手の気候を示し、後者は高地での栽培を反映した言葉です。この2つの言葉に込められた意味は、単に商品を表すだけでなく、地域の誇りや社会貢献への意識も象徴しています。
ISAI PARKでの特別なお披露目イベント
この素晴らしいロゴの発表を記念したイベントが2025年10月26日に行われ、岩手県知事やHEラルボニーの代表も参加。達増知事は「白銀のひかりが県内外で愛されるよう、関係機関が一丸となって取り組む」と語り、新たなブランド米の発展を期待しております。また、HEラルボニーの代表も、「この新しいブランド米が全国へ広がることを信じています」と表明しました。会場では先着100名に試食用のお米が配られ、来場者も楽しむことができました。
今後の展開と期待
『白銀のひかり』は、2028年には1,500ヘクタールでの作付けを見込んでいます。岩手の豊かな自然と文化を基盤に、全国の食卓へと届けられるこの米には、今後多くの期待が寄せられています。『白銀のひかり』と小林覚氏のアートが織りなす魅力は、岩手のみならず全国各地の人々に新たな美味しさと感動を伝えることでしょう。
ぜひ、これからの『白銀のひかり』の活躍を注目してみてください。私たちの暮らしを豊かにしてくれるお米として、岩手の誇りを胸に、多くの皆さんに愛されていくことでしょう。