化粧品容器リサイクル
2025-09-25 12:51:03

コーセーと花王が始める化粧品容器のリサイクル!持続可能な未来へ向けての一歩

化粧品リサイクル活動が本格始動



コーセー(KOSÉ)と花王(Kao)、そしてイオンリテールが協力し、化粧品プラスチック容器のリサイクルプロジェクトを2025年10月1日から本格的に始めることを発表しました。この活動は、持続可能な社会を目指すための重要なステップとされています。リサイクルを促進するために、同プロジェクトでは使用済みの化粧品容器を回収し、新たに再生プラスチックとして再利用する方法を取り入れています。

プロジェクトの詳細



この取り組みでは、東京都、千葉県、埼玉県の約70店舗のイオン内に、コーセーや花王のブランド専用の回収ボックスが設置されます。顧客は、使用済みのプラスチック容器を持参して、必要なくなった化粧品をリサイクルすることができます。回収される容器は、再生素材として加工され、再度コーセーや花王の化粧品容器に生まれ変わります。これにより、化粧品業界においてもリサイクルの仕組みが浸透し、資源循環が進むことが期待されています。

対象となるのは、メイクアップ製品の容器(口紅、マスカラ、ネイルなど)ですが、ガラス容器やエアゾール缶、一部のパウチ容器などは除外されています。プロジェクトが進むにつれて、より多くの化粧品ブランドが参加し、回収の対象や環境への影響を考慮した取り組みが拡充される見込みです。

持続可能な未来に向けて



このプロジェクトは、化粧品業界全体での持続可能性を推進するためのモデルケースとなることを目指しています。コーセーと花王は、これまでにも環境への配慮を重視した取り組みを行っており、2021年からは包括的な協働を進めてきました。この活動を通じて、使用済みの容器を回収し、資源を循環させることで、持続可能な未来の実現に向けた道筋が開かれます。

また、今回の取り組みを皮切りに、回収エリアを徐々に広げていく予定であり、将来的には国内の多くの地域でこのシステムを展開することを目標としています。これにより、より多くの消費者がリサイクル活動に参加し、環境問題への意識が高まることが期待されています。

コーセーと花王のこれまでの歩み



コーセーは2020年から独自に化粧品容器の回収活動を行い、イオン店舗で『雪肌精』の容器を回収するなどの活動を進めてきました。それに加え、最近では古い化粧品を他の用途に再利用する取り組みも実施しています。使用済みのペットボトルを用いたリサイクル素材の採用など、資源循環に向けた幅広い施策が評価されています。

これからの化粧品業界では、持続可能性が一層重要な課題となります。この新たなリサイクルプロジェクトが、市場全体での進展や消費者の行動変容を促し、より良い社会づくりにつながることを期待しています。

私たちも消費者として、この取り組みに参加することで、自らの生活をより持続可能な方向へシフトさせることができるでしょう。化粧品リサイクル活動に参加することは、環境保護にも寄与する方法の一つです。これからの行動が未来を変えていく一歩となるでしょう。


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