沖縄から誕生した琉球発酵スイーツ「ミキボウル」
沖縄の魅力を体感しながら、ヘルシーなスイーツを楽しめる「ミキボウル」が、発売からわずか2年で累計販売数3万食を突破しました!これは、沖縄の伝統的な発酵飲料「ミキ」を基にした全く新しいスイーツで、特に健康志向の向上しているZ世代からの注目を集めています。原点である「ミキ」は祖母の時代に親しまれた飲み物として知られていますが、現代においては沖縄版アサイーボウルとしての評価も得ています。
ミキの魅力と現代へのアップデート
「ミキ」は琉球王国時代から引き継がれてきた発酵飲料で、家庭でもよく作られていました。しかし、最近ではその製法が途絶えがちになっています。そこで、小松英司さんが率いる株式会社ココロワークスは、この発酵飲料の保存と未来への継承を目指してプロジェクトをスタートしました。自身の家族の健康への意識から、アレルゲンフリーで免疫を高める食事を探求している中で「ミキ」に出会ったのです。
技術者と連携し、現代の衛生基準を満たす形で「ミキ」を再構築。これにより「ミキボウル」という新しい形のスイーツが生まれたのです。
「ミキボウル」の製造過程
『ミキボウル』は米、米麹、乳酸菌からなる植物性発酵飲料「ミキ」を冷凍し、沖縄産のフルーツをトッピングした商品です。具体的には、地域の恵みをふんだんに使い、恩納村産のマンゴーやドラゴンフルーツ、パッションフルーツを贅沢に盛り付けています。ベースとなるお米も石垣島産のものを使用し、地元の農業との連携を大切にした地産地消のスイーツとして位置づけられています。
観光業界での活躍と展開
「ミキボウル」は、観光業界でも注目を浴びています。特にホテルの朝食ビュッフェでの提供や、県外の飲食店への導入が進んでおり、首里城公園のレストランや県内7箇所の宿泊施設でも楽しまれています。また、プラントベースなヨーグルトとしての人気も高まっています。これにより、観光客だけでなく、地元の人々からも支持を受けるようになりました。
社会的意義と持続可能性
『ミキボウル』は、単なるスイーツという枠を超えた意味を持っています。沖縄の発酵文化を継承するだけでなく、健康意識の高い消費者に向けた食育の道具としても機能しています。また、地域農家との連携により、農業支援にも貢献。アレルゲンフリーでプラントベースな設計は、未来の食文化にも影響を与えるでしょう。さらに、これを通じて沖縄が注目され、新たな観光資源としての役割を担うことが期待されています。
ミキボウルの店舗情報
所在地:沖縄県国頭郡恩納村恩納2767
電話:050-3595-5060
オンライン店は
こちら
伝統と現代をつなぐ「ミキボウル」は、沖縄の魅力を多くの人々に広める大きな役割を果たしています。これからもその進化と展開から目が離せません!