伝統の味を守りながら進化する防災食ブランド「NINZIA BOSAI」

2025年9月13日、東京のTokyo Innovation Baseにて「防災×スタートアップトークイベント」が開催され、イノベーティブな防災食ブランド「NINZIA BOSAI」がその一環として登壇します。このイベントでは、日本の伝統食材であるこんにゃくを使用した新しい防災食の取り組みが披露されます。NINZIA（本社：神戸市中央区）は、テクスチャーエンジニアリング技術を駆使し、防災食の「まずい」というイメージを覆すべく、様々な挑戦をしています。

NINZIA BOSAIの魅力

「NINZIA BOSAI」が提供するのは、全て完全植物性の防災食です。特に注目されるのは、その中に含まれるこんにゃく技術。こんにゃくペーストを用いたこの防災食は、乾燥しないため長期保存が可能で、味も豊かでありながら、油脂が固まらないため常温での保存にも適しています。この技術により、味わい深く、且つ使用が求められる防災食の課題を解決し、食のロスを防止することを目指しています。

「NINZIA BOSAI 欧風カレー」もその一例です。特許取得済みの「NINZIA PASTE」を使用し、まるでお肉のような食感を持つ植物由来の成分が特徴。日常的な食事としても楽しめるだけでなく、非常時用としても数年保存が可能です。これにより、自宅でのストックも自然な形で取り入れることができ、備蓄の無理をなくします。

参加イベント詳細

イベント「防災×スタートアップトークイベント」では、NINZIAの代表取締役CEO兼CROである寄玉昌宏氏が登壇します。彼のプレゼンテーションには、新しい防災食の未来へのビジョンが盛り込まれており、食に対する価値観の変化や防災の重要性について語られます。特に、食品ロスの問題にも取り組みながら、日常食としても手に取りやすい、親しみやすい防災食の開発に関する具体例が発表されます。

イベント概要

- 日時: 2025年9月13日（土）13:00～15:00
- 場所: Tokyo Innovation Base（東京都千代田区丸の内３丁目８−３）
- 主催: Tokyo Innovation Base
- 登壇スケジュール: NINZIA 13:20～13:40

日本の食文化と未来への挑戦

NINZIAは、食べることの楽しさを重視し、健康食品としてだけではなく、食文化の豊かさを守ることにも注力しています。特に、生活習慣病や食の制限を意識した製品作りを行い、多様な食体験を皆さんに提供しています。このような製品は、ただ栄養を取るだけでなく、人々が食を介して「楽しみ」を見出すための手助けをします。

さらに、NINZIA PASTEは次世代のこんにゃく素材として注目されており、独自の機能性により血糖値の上昇を抑える効果も期待されています。この新素材は、様々な食品業界と協力して、その可能性を広げていくことを目指しています。

新発表の挑戦

最後に、NINZIAは大阪・関西万博で初公開された「グルテンフリー×完全植物性うどん」という新たな製品にも関わっています。これにより、さらに広がる食の未来に向けた挑戦がどのようになるのか、楽しみです。”私たちは単に食材を提供するのではなく、食そのものの体験を創り出す企業であり続けます。”と寄玉氏は語っています。未来の食文化を築くため、NINZIAの取り組みに注目が集まります。