女子大生の生活を支援するPOP-UPイベントが武庫川女子大学で開催！

女子大生の生活を応援するための特別な2日間

2025年7月17日から18日の2日間、武庫川女子大学の中央キャンパスで開催される「女子大生応援＆サスティナブルサマーセール」。これは、大学生の生活支援と衣類の廃棄問題を解決するためのポップアップファッションイベントです。このイベントは、ディープサンクスが企画したもので、経営学部の実践学習授業の一環として学生たちが主体的に運営を行います。

イベントの目的と背景

近年、アパレル業界において、過剰在庫の廃棄問題が深刻です。その一方で、物価の上昇に伴い、多くの大学生が奨学金を利用せざるを得ない状況に置かれています。このような社会課題に対し、ディープサンクスは「良品在庫品の販売」を通じて解決策を提案しました。このイベントでは、アパレルメーカーが製品を廃棄せずに、学内での特別価格で販売することができます。

多くのアパレルブランドがクローズマーケットに参加し、大学生に手頃な価格で商品を提供することで、学生たちの生活を応援するのです。また、購入された衣類が廃棄されずに済むことで、環境保護にも貢献できます。

教育的な側面

イベントに参加する学生たちは、ブランド誘致や広報、値決め、店舗作りについて学ぶ機会を得ます。これにより、彼女たちは実社会において必要なスキルを身につけるだけでなく、実践的な学びが可能となります。この取り組みを通じて、11名の学生は業務に携わりながら、自らの将来に向けた経験を積むことができます。

開催に向けた準備

5月から始まった授業では、学生たちが主体となってクローズマーケットの仕組み、値決め方法、SNSの活用法を学び、準備を進めてきました。また、マーケットの宣伝用ポスターなどの制作も手掛けています。これらは全て学生たちのアイデアから生まれたものです。

リユースとリサイクルへの取り組み

「女子大生応援＆サスティナブルサマーセール」では、衣類の廃棄抑制だけでなく、リユースやリサイクル活動の推進も行います。不要になった衣料品を集める回収ボックスを設置し、集められた衣類は「サーキュラーコットンファクトリー」を通じて再生紙としてリサイクルされます。この紙は、武庫川女子大学の学生たちへ提供され、就職活動の際の資料作成に活用される予定です。