Aqua Timez 太志の思い
2025-08-24 08:28:15

Aqua Timez 太志の詩写真集が20周年に寄せる思いを語る

Aqua Timez 太志が語る新作詩写真集の魅力と20周年の思い



Aqua Timezのフロントマン、太志が詩写真集『同じ窓から見た違う月』の発売記念イベントを8月23日に東京都内で行いました。これに合わせた記者会見では、8月24日に迎えるデビュー20周年への思いや、この作品に込めた特別な思いを語りました。

詩写真集『同じ窓から見た違う月』は、太志が日々の創作活動の中で生まれた言葉を集約した一書です。この作品は、写真家の川島小鳥によって撮影されており、その独自の視点が詩と絶妙に融合しています。太志自身、以前に発表した詩集『ひなたにユメを散らかして』から約15年が経っていることを考え、この本はまさに“新人”としての気持ちで制作されたと語ります。

川島小鳥との絆



太志は、川島の写真に対する強い思いを持っています。彼は、現代の加工技術が進んだ写真とは一線を画す川島の作品には、独自の強さが感じられると述べました。「そのため、彼女の作品にインスパイアされて書かれた詩が多い」と、彼の創作の流れを説明しています。

特に、ビニール傘がかかったフェンスの写真は太志のお気に入りです。この一枚を見たとき、父親についての詩を書くことになったそうで、「自分がこのテーマで詩を書くとは思っていなかったが、結果的に自分らしい詩になった」と振り返っています。

孤独とフィルター



『同じ窓から見た違う月』というタイトルには独特の思いが込められています。本来は一つの月であっても、それぞれの人が抱く解釈は異なることに焦点を当て、そこで生まれる「ズレ」が孤独であると太志は説明します。

「自分にしか見えない月があれば、他の人にしか見えない月もある。この孤独は、幼少期から感じてきたもので、それを音楽で表現してきた」と、彼は深い感慨を持って語ります。この20年間、自分の個性を受け入れてもらえることの幸せを実感する一方で、ファンの存在が支えになっていると強調しました。

これからの活動



Aqua Timezは、8月24日にデビュー20周年を迎え、今後も全国24カ所を巡るツアー『Aqua Timez Re:visit tour 2025』を予定しています。太志は、長年ファンとして応援してきた方々からの成長を感じ、「昔から来てくれているファンが大人になって子どもを連れてきてくれることもあり、感慨深い」と語りました。この温かい繋がりの中で、ファンからの手紙が彼にとって格別な意味を持つことも伝えました。「手間をかけて手紙をくれる人たちがいることで、ありがたみを感じています」とも話しています。

詩写真集『同じ窓から見た違う月』の意義



太志は詩写真集のリリースを心待ちにしているファンに向け、「このタイミングで作品を発表できたことがとても嬉しい」と強調しました。解散を経験し、ファンに悲しい思いをさせてしまった過去も思い起こしながら、今この瞬間に意味があると感じるそうです。また、この詩写真集は好評を博し、重版が決定したことも喜びの一因です。次の関西でのお渡し会も控えており、今後の活動に期待が高まります。

デビュー20周年を迎えたAqua Timezは、2025年以降、活動を終える予定ですが、8月30日、31日には東京で特別なライブを行い、記念すべき瞬間をファンと共に分かち合います。太志は、この3日間が特別な思い出になることを期待しています。詩写真集と共に、これからの活動がますます楽しみです。


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