福井県三国港で楽しむ甘えび祭り
福井県坂井市の三国港は、毎年5月に旬を迎える「ふくい甘えび」が水揚げされることで、活気に満ちる場所です。この5月、特に注目したいのは「ふくい甘えび祭り」です。これは、毎年多くの観光客を惹きつけるイベントであり、甘えびの詰め放題や様々な地元の海の幸を楽しむことができる一大イベントです。
甘えび、甘えび、そして甘えび!
三国港市場では、昨年の秋から冬にかけて休業していた朝市が4月27日に再開し、5月には甘えびが市場の中心となります。特に5月11日の「ふくい甘えび祭り」では、来場者は新鮮な甘えびを心ゆくまで味わうことができます。今年も朝市で「甘えび詰め放題」を開催し、人気のあるメニュー「甘えび丼」や、今や幻の食材と言える「ガザエビ」の提供も予定されています。これらのイベントを通じて、三国港は“えび三昧”の場として活気づいていくでしょう。
幻のガザエビも登場するかも?
甘えびの水揚げが行われるのは、越前がに漁が終わった後の3月以降です。5月からは「ふくい甘えび」としてブランド化され、県内唯一の水揚げ場所となっています。そのため、三国港市場の朝市は5月に特に甘えびの販売が盛況です。更に、少量水揚げされる「ガザエビ」も市場に並ぶ可能性があるため、希少な味を試すチャンスもありそうです。
イベント当日は、甘えび詰め放題の他に炭火焼BBQコーナーが設けられ、干物など他の海鮮も楽しむことができます。また、500円の甘えび丼(限定300食)も見逃せないメニューです。
三国港朝市の魅力
三国港朝市は令和4年度から春から秋にかけて開催され、新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも毎年多くの来場者を迎えています。今年は11月9日まで、毎週日曜日の午前7時半から11時半までの時間帯で営業しています。ただし、8月は特定の日のみの開催となりますので、訪れる際には事前の確認が必要です。特に5月11日の日曜日には、各種のイベントが開催され、賑やかな朝市が展開されることでしょう。
三国港の観光名所も見逃せない
三国港は、福井県の観光名所「東尋坊」として指折りのスポットであり、観光客にとって魅力的な場所がたくさん集まっています。現存天守を持つ「丸岡城」や、北前船交易の歴史が残る「三国湊」など、訪れる価値のある観光地が点在しているのです。さらに、越前がにや甘えび、そしておろしそばといった美味しい食文化のおかげで、訪問者はその土地でしか味わえない特色豊かな料理を堪能できます。
今年も北陸エリアでの移住先として注目を集める坂井市で、甘えびの魅力を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。美味しい海の幸が待っています!