埼玉の防犯イベント
2025-10-28 17:48:14

埼玉県で開催、的場浩司支援官が特殊詐欺防止を呼びかけるイベント

埼玉県での特殊詐欺防止イベント



2025年10月23日、埼玉県上尾市で行われた特殊詐欺防止キャンペーンにおいて、的場浩司特別防犯支援官が登壇し、特殊詐欺から身を守るための重要性を訴えました。このイベントは、全国47都道府県警察と連携した「ストップ・オレオレ詐欺47(SOS47)」プロジェクトの一環として開催され、来場者に対して特殊詐欺の危険性や防止策を分かりやすく伝えることを目的としています。

特殊詐欺の現状



的場支援官は、「特殊詐欺は家族を装って現金を騙し取る卑劣な犯罪であり、全国的に被害が後を絶たない」と警告しました。埼玉県では昨年、特殊詐欺の認知件数が1,586件、被害総額は約53億8,900万円に達し、特に「オレオレ詐欺」や「ニセ警察詐欺」が増加しています。「ニセ警察詐欺」では、警察官を名乗る犯人が電話をかけてきて、最終的に被害者が現金を振り込むように仕向ける手口が多く見受けられます。

すると、実際にあったケースとして、偽の警察手帳を使ったビデオ通話や、偽の逮捕状を見せる手法も紹介され、的場支援官は真剣な表情で、「何れの詐欺も1件あたりの被害額が1,000万円を超すことが多く、年齢や性別を問わず誰でも狙われる」と強調しました。

重要な対策—電話を受けないこと



被害の9割以上が電話をきっかけに発生している現状を考慮し、的場支援官は「犯人からの電話を受けないことが最も重要な対策」と述べました。実際に、7割以上の犯人が海外から電話をかけてきていることも多いのです。

そこで、的場支援官は「国際電話の利用休止」という対策を提案しました。この制度により、海外からの電話を完全に阻止できれば、詐欺犯との接触もなくなり、被害のリスクを大幅に減少させることができます。」と説明しました。申込は電話やインターネットから簡単に行えるため、特に海外に知人や友人がいない方は、今すぐ申込むことを強く推奨しました。

参加者へのメッセージ



的場支援官は、皆さんが一生懸命に働いて得たお金が詐欺によって失われることはとても悲しいことだと語り、「この機会にぜひ国際電話の利用休止を申込んでください」と強い口調で訴えました。そして、参加者一人ひとりの行動が地域全体の安全につながることを訴えかけるとともに、実際に申込書の受付も行って、実践を通じて参加者の意識向上を図りました。

国際電話利用休止申請



国際電話の利用休止を希望される方は、以下のウェブサイトから簡単に手続きができます。これを機に、多くの方に利用休止の申し込みを行っていただきたいと思います。

国際電話利用休止のお手続きはこちら

多くの方がすでにこの制度を利用していることもあり、ぜひこの機会に行動に移してみてください。


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