CES 2026での革新
2025-11-12 11:46:51

旭化成エレクトロニクス、CES 2026で革新技術を披露しプライバシーを守る

旭化成エレクトロニクス、CES 2026での革新技術発表



東京に本社を置く旭化成エレクトロニクス株式会社は、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催される「CES 2026」において、エイジテックおよびペットテック分野向けの新しいセンシング技術をお披露目します。展示場所はVenetian Expo内のデジタルヘルスセクション、ブース番号54829です。

エイジテック向け技術


世界保健機関によると、転倒は多くの高齢者にとって深刻な危険であり、毎年68万人以上がそれによって命を落としています。なぜなら、多くの転倒事故がプライバシーの懸念からカメラを使用できない場所、特に浴室で発生しているからです。そこで、旭化成エレクトロニクスが発表するのが、ミリ波レーダーモジュール「AK5816AIM」を用いたカメラ不要の転倒検知ソリューションです。このソリューションは、浴室内においても高精度に転倒を10秒以内に検知できる特性を持っています。

さらに、バッテリーフリーのスマートおむつも展示します。これは、尿を電解液として利用し、導電性の素材で電力を生成する仕組みを採用しています。新たに搭載されたアルゴリズムにより、排尿の「回数」と「量」を正確に検知し、介護者に通知することで、介護の質を向上させることが可能になりました。

ペットテックにおける新たな提案


続いて、ペットテックの分野でも重要な技術を発表します。米国ではペットを飼う家庭が年々増加しており、その健康や安全を守るためのテクノロジーに対する関心が高まっています。まず、動物病院向けに新たに提案されるバイタルモニタリングのコンセプトには、ミリ波レーダーを用いて術後の犬や猫の健康状態をリアルタイムで監視する仕組みが含まれています。これにより、異常が見つかった際には獣医師に迅速に通知されるというものです。

また、スマートペットカラーも展示します。内蔵された温度センサーによってペットとその周囲の環境温度を測定し、Bluetooth経由で飼い主に通知を行います。これによってペットの健康管理がより効率的に行えるようになります。

旭化成エレクトロニクスのこれから


今後も旭化成エレクトロニクスは、プライバシーと利便性を両立させたセンシング技術の開発を続け、人とペットの健康・安全を支える社会作りを目指してまいります。

技術の詳細については、こちらをご覧ください。


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