2025年「えがおの食生活研究」結果から見る既婚女性の食卓の変化と新たな価値観
近年、食生活の調査から浮かび上がったトレンドが、家族の食卓に新たな風を吹き込んでいます。キユーピー株式会社が実施した「えがおの食生活研究」では、20~74歳の既婚女性1,500人を対象に、家庭の食文化やライフスタイルの変化を探りました。調査の結果、家族の食卓が「共同体」から「個」の満足を重視するスタイルへとシフトしていることが明らかになりました。
食卓の合理化と新たな調理法
調査によると、Z世代を中心に「キャンセル調理」と呼ばれる新たな調理スタイルが広がっており、従来の調理器具の使用数が半減しています。このトレンドは、限られた時間の中で料理を楽しむためのポジティブな策として受け入れられています。特に若い世代は、忙しい中でも「無理なく気楽に料理を続ける」ための工夫をし、包丁やまな板を使わない「切らない調理」への関心が高まっています。この背景には、調理に対する新しい考え方の定着があると言えるでしょう。
割り切りのスタンダード化
調査結果では、「完璧な家事」を求める時代が終焉し、効率と満足度のバランスをとる「そこそこ割り切りタイプ」が増加していることが分かりました。このタイプは、コロナ禍を経て過半数を超えたことからも、効率的かつ満足できる食生活が主流になりつつあることが伺えます。また、家族の集まりは特別なイベントから日常の一部として認識されるようになり、気軽なコミュニケーションが求められる様子が見え隠れしています。
外食の位置づけが変化
外食はかつて「ハレの日」の特別なイベントでしたが、現在では「日常のインフラ」として定着しつつあります。この調査では、日常的に外食を楽しむ人が増え、食生活の満足度も上昇していることが報告されています。定期的に外食を取り入れることで、家での食事をより楽しむ好循環が生まれているようです。
手作りの新しいスタイル
また、「手作り」に対する考え方も柔軟に変化しています。最近の調査からは、市販の調味料や加工食品を取り入れた「かろやかな手作り」が広がっていることが示されています。手間をかけずに料理を楽しむ意識が高まり、心の余裕を持つことが重視されるようになりました。
まとめ
調査からは、忙しい毎日の中でどのように「食」を楽しむかという新たな価値観が見えてきます。家族それぞれの時間や感情を重視しながら、役割分担を行い「家族」というチームワークをより良いものにするスタイルが広がりを見せています。今後もキユーピーは、このような生活者のニーズを反映した商品を提供し、食卓を豊かにしていくことを目指しています。キユーピーは、今後の調査結果にも注目しながら、皆さんの食生活に寄与できる活動を続けていきます。