新作『Songbird』
2025-08-15 16:09:45

ウェイロン・ジェニングスの未発表曲を収めた新作『Songbird』リリース

ウェイロン・ジェニングスの新作アルバム『Songbird』がついに登場!



カントリー音楽界の伝説、ウェイロン・ジェニングスが手がけた未発表曲を集めたアルバム『Songbird』が、10月3日にリリースされます。このアルバムの中から、セカンドシングル「The Cowboy (Small Texas Town)」が新たに公開され、ファンの間で話題を呼んでいます。特に、この楽曲はウェイロンが1978年にリリースしたアルバム『I’ve Always Been Crazy』のセッション中にレコーディングされており、往年のファンにとっても特別な一曲となることでしょう。

このアルバムの編集とミックスを手がけたのは、ウェイロンの息子であり、グラミー賞を受賞したプロデューサーのシューター・ジェニングス。彼は自身の父の作品に新しい命を吹き込み、次の世代にその魅力を伝えています。「The Cowboy」という楽曲について、シューターは「シンプルで美しい曲で、音楽を通じてさまざまな背景を持つ人々をつなぐ物語を描いている」と語ります。特に、曲の後半にはさまざまな人間の姿が描かれており、今の時代にこそ響く内容に仕上がっています。

アルバムの全貌



『Songbird』は、ウェイロン・ジェニングスが1973年から1984年にかけて制作した音源を集めた、未発表曲のアルバムです。この作品は、彼の長年のドラマーであり共同プロデューサーであるリッチー・オルブライトと共に、多くのスタジオで収録された音源から成り立っています。特別ゲストには、伝説のペダル・スティール・ギタリストのラルフ・ムーニーや、アーティストのトニー・ジョー・ホワイト、ジェシ・コルターなどが参加し、ウェイロンのバックバンドであるラワイラーズの面々も本作に力を発揮しています。

このアルバムのリリースは、単なる音楽の発表に留まらず、ウェイロン・ジェニングスのlegacy(遺産)を次の世代に伝える重要な試みでもあります。シューターは自身の父の音楽を新しい形で広めることに情熱を注いでおり、ファンにとっても嬉しいことです。

リリースイベントと初演



「Songbird」とアルバム『Songbird』のプロジェクトは、今年6月にカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのザ・ヴァイパー・ルームで行われたシューター主催のイベントで正式に発表されました。イベントには、ウェイロン・ジェニングスのバックバンド「The Waylors」のメンバーや、現役のアメリカーナ/カントリーアーティストたちが参加し、ウェイロンの名曲の数々を披露しました。この日のフィナーレには、ウェイロンの姿をフィーチャーしたミュージックビデオ「Songbird」も公開され、ファンにはたまらない時間となりました。

彼の音楽が生き続ける理由



ウェイロン・ジェニングスは、1937年にテキサス州で生まれました。彼は8歳からギターを始め、14歳でラジオDJに。その後、バディ・ホリーに認められてバックを務めるなど、早くから才能を発揮しました。ナッシュビルでの成功を経て、自分のスタイルを追求、その結果「アウトロー・カントリー」ブームを牽引しました。2001年にはカントリーミュージックの殿堂入りも果たしており、多くの人々に影響を与え続けています。

2025年10月3日にリリースされる『Songbird』は、彼の音楽への情熱と才能を改めて世に送り出す重要な作品です。新たな聴き手にも届くような、ウェイロン・ジェニングスの魅力あふれる楽曲に、ぜひご注目ください。

詳細情報


  • - アルバム名:『Songbird』
  • - リリース日: 2025年10月3日(輸入・配信のみ)
  • - レーベル: Son of Jessi/Thirty Tigers
  • - 試聴および予約サイト

特に「The Cowboy (Small Texas Town)」は、ウェイロンの音楽的遺産を引き継いだ新世代のアーティストによって、再び私たちの耳に届くことを楽しみにしています。


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