持田温紀の挑戦
2025-01-24 08:21:50

車椅子ダンサー持田温紀、ODORIBAと専属契約を締結し新たな挑戦へ

車椅子ダンサー持田温紀、ODORIBAと専属契約を締結し新たな挑戦へ



持田温紀(もちだ はるき)さんが、渋谷区に拠点を置くダンス専門のクリエイティブエージェンシー「株式会社ODORIBA」と専属マネジメント契約を結んだとのニュースが流れました。持田さんは、数々のアーティストや企業CMのダンスプロデュースを手掛け、ダンスを通じて社会的メッセージを発信する活動を行っています。

高校1年生の時に不慮の事故で脊髄を損傷した持田さんは、約500日間の入院生活を送ることになりました。しかし、彼はこの困難な状況を乗り越え、中央大学法学部に入学。サッカー部に所属し、フィールド外でマネジメントとしてチームを支え続けています。自らプレイすることができなくなっても、地域連携活動やスポンサー獲得に尽力し、多様な仲間との交流を深めてきました。

持田さんは、障害を抱えながらも新たな挑戦を続けています。彼が「パラダンススポーツ」に出会ったことで、ダンスを通じて自己表現の楽しさを知り、2023年のジェノア世界選手権や2024年のアスタナアジアパシフィック選手権など、国際大会に日本代表として出場することができます。これらの経験を経て、彼は車椅子ダンスの魅力や可能性を広めるための活動に専念しています。

さらに、2024年3月に開催されるプロジェクト「Ture Colors DANCE 2024」では、障害のある・なしに関わらず、一つのステージで共演する機会を得ました。ここでは「新しい学校のリーダーズ」とともにパフォーマンスを披露し、共に踊る喜びを感じることができました。このような経験をもとに、持田さんはODORIBAの所属ダンサーとして、さらなる活躍を目指しています。

また、車椅子メーカーの株式会社松永製作所からの協力を受け、持田さんはダンスに特化した車椅子の開発を進めています。このサポートにより、持田さんはより快適に、そして自由にダンスを楽しむことができるようになります。

持田温紀さんは、彼自身の著しい軌跡を辿りながら、次世代への夢を描く力を示す存在となっています。彼の人物像と取り組みは、多くの人々に勇気を与え、障害に関わらずダンスを愛する心を育むかもしれません。毎日の生活で直面する困難があっても、持田さんのように新たな道を切り開き、挑戦し続ける姿勢が、多くの人にインスピレーションを与えることでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。


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