新たなる時代の京の伝統:吉祥花伝KYOTO
京都の豊かな伝統が息づく中、株式会社EBRUが手掛ける新しいグリーティングカード「吉祥花伝(きっしょうかでん)KYOTO」が、9月16日よりオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」にて販売を開始しました。このカードは、京都府与謝野町で300年以上にわたって受け継がれてきた高級絹織物「丹後ちりめん」を贅沢に使用しており、その品質は申し分ありません。
丹後ちりめんの魅力
「吉祥花伝KYOTO」は、正絹100%の丹後ちりめんを使用し、古典的な吉祥柄を現代的な感覚で表現することで生まれました。手捺染によって染め上げられた生地は、伝統的な美しさと現代的なスタイルを見事に融合させています。手織りの技術とモダンなデザインが程よくブレンドされたこのカードは、世代や国境を超えて多くの人々に愛されることでしょう。
職人の想いを込めて
このカードの生産過程には、地元の職人たちの手が光ります。190年にわたり丹後ちりめんの伝統を守り続けてきた株式会社山藤や、110年もの歴史を誇る馬場染工場がその技術を駆使して生地を染め上げています。京都の職人たちの連携によって生まれるこのグリーティングカードの中には、彼らの歴史や想いがしっかりと込められています。
グリーティングシーンに新たな彩りを
「吉祥花伝KYOTO」は全10種が展開され、2,640円という価格で手に入れることができます。また、桐箱入りの5枚セットは14,850円で販売されており、特別なギフトにもぴったりです。グリーティングカードは、贈り物やお祝いのメッセージを伝えるためのアイテムとしてだけでなく、京都の美しい伝統を身近に感じることができる存在となるでしょう。
地域共創プロジェクトの一環としての誕生
このプロジェクトは、株式会社EBRUが日本の文化芸術を基に商品を企画・製造・販売し、地域の活性化を目指す中で生まれました。銀座の百貨店、株式会社松屋との連携により、その一貫したプロデュースが進められています。ANoTHER IMPERIAL HOTELでは、生産者たちの想いが込められた商品を通じて、地域の魅力を広く伝えることを目指しています。
株式会社EBRUの背景
株式会社EBRUは、金沢美術工芸大学出身の3人によって2021年に設立されました。彼らはファッションや特殊メイク、陶磁器など異なる分野での経験を経て、日本の素晴らしい文化を継承し、発展させることを目指しています。彼らの活動を通じて、今回の「吉祥花伝KYOTO」も誕生しました。アートユニット「EbRu」としての活動も行い、全国で様々な展示販売を行ってきた実績があります。
新たな未来へ
「吉祥花伝KYOTO」はただのカードではなく、京都の職人たちの汗と知恵が詰まった一品です。贈る相手に伝わる温かさや文化を感じさせるこのカードを手に取り、あなたも新たな日本の伝統を楽しんでみてはいかがでしょうか。今後益々、地域共創を通じて日本の素晴らしい文化を世界に発信していくことが期待されています。