ファンケル美健滋賀工場で太陽光発電設備が新たに導入される！

ファンケル美健滋賀工場に太陽光発電設備が増設！

ファンケルグループの一員、株式会社ファンケル美健が滋賀工場に新たな太陽光発電設備を導入しました。この設備は2024年4月1日に稼働を開始し、持続可能なエネルギーの利用を強化する重要なステップとなります。また、この導入は企業の環境意識の高さを示すものであり、消費者や持続可能性に関心を持つ人々にとっても注目のニュースです。

滋賀工場は2003年に化粧品製造工場としてスタートし、既に2011年から太陽光発電システムを導入していました。このシステムにより、これまで全電力使用量の約16%を賄ってきました。しかし、今回の新たな設備増設によって、発電量が約4倍に増え、年間でおおよそ150万kWhを生産できる見込みです。結果として、電力自給率も約50%に達する可能性があります。これにより、ファンケルグループの環境負荷を大きく軽減することが期待されています。

PPAモデルとは？

今回導入された太陽光発電設備はPPA（Power Purchase Agreement）モデルに基づいています。このビジネスモデルでは、外部の事業者がファンケル美健の建物に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を購入する形態です。このシステムにより、ファンケル美健は初期投資を抑えつつ、持続可能な電力供給を実現することができます。

ファンケルは、環境問題の解決へ貢献することを企業の重要なテーマに掲げています。2050年までにCO2排出量を実質ゼロにするという目標に向け、さまざまな取り組みを進めています。エネルギーの使用効率向上や省エネへの実践をごく自然に実施し、国内の複数の施設においても再生可能エネルギーを積極的に導入しています。

工場見学ツアーも進化

さらに、環境問題についての意識を高めるため（ファンケル美健滋賀工場では見学ツアーも開催しています。2024年12月にはリニューアルされたこのツアーは、特に若い世代にとっても楽しめる内容となっています。クリーンな製造工程や無添加品質の重要性を楽しく分かりやすく伝えることを目指しています。

工場内にはオリジナルのフォトスポットも設置され、訪れる人々が気軽に記念写真を取れるようになっています。また、環境に関するメッセージが入ったカプセルが出てくるカプセルトイもあり、参与しているすべての世代の人が楽しく体験できる仕掛けが満載です。

見学時間は約75分で、参加費は無料。気になる方はファンケルの公式サイトにて、詳細や予約方法を確認してみてください。