日本の良質な古着がASEANに!
2026年6月26日、株式会社ワールドが展開するユーズドセレクトショップ「usebowl」が、マレーシア・クアラルンプールに初の店舗をオープンします。場所は商業施設「スンガイ・ワン・プラザ」。この新たな出店は、日本国内で築いてきた衣料循環の仕組みをASEAN地域へと広げる重要な一歩です。この取り組みは、ワールドグループが掲げる中期経営計画「ワールド・ファッション・エコシステム」の一環として位置づけられており、サーキュラーファッションのグローバルモデル確立を目指します。
日本の古着を循環させる仕組み
ワールドグループは日本国内で、古着の回収・選別を行い、状態の良い衣料品を次の活用先へとつなげるサステナブルな循環を構築しています。マレーシアにオープンする「ユーズボウル」では、現地のトレンドやニーズに合ったアイテムを選び、マレーシア独自の「バンドル」形式で提供します。このバンドルとは、多種多様な古着を手ごろな価格で楽しむことができるスタイルで、特に若い世代を中心に人気が高まっています。
さらに、「ユーズボウル」では、「ラグタグ」から厳選したブランド品も取り扱い、幅広い顧客ニーズに応える商品ラインナップが期待されています。これは日本からの高品質な衣料品に新たな価値を与え、さらに注目を集めることでしょう。
ワールド・ファッション・エコシステムとは
「ワールド・ファッション・エコシステム」は、衣料品の「つくる・着る・循環させる」というフローを一体的に管理することを目指しています。この概念のもと、国内の「ラグタグ」と「ユーズボウル」が連携し、循環型のバリューチェーンを築いてきました。今回のマレーシア展開は、このエコシステムを越境し、国際的な衣料循環モデルへのスケールアップを目指しています。
日本から寄付される質の高い古着がマレーシアで新たな価値を生み出す。この「衣料のクロスボーダー循環」は、脱炭素や廃棄物削減というビジョンとも強くリンクしています。
出店場所と展望
「ユーズボウル」は、クアラルンプールの中心地ブキッ・ビンタンに位置しています。このエリアは近年、古着やスリフトショップが集まるメッカとして知られ、観光客やトレンドに敏感な若者が訪れるスポットとなっています。「ユーズボウル」は、日本から届けられる信頼の品質を武器に、ローカルの顧客や観光客へとアプローチし、人気を集めることでしょう。
今後、マレーシアをASEANにおけるサーキュラーファッションの拠点と位置づけ、多店舗展開も視野に入れています。また、よりセレクト性の高いリユース業態の推進やRegion全体への展開も考えられ、グローバルな衣料循環ネットワークの構築が期待されています。
「usebowl」について
「usebowl」は、株式会社ティンパンアレイが展開するユーズドセレクトショップで、高品質なリユースファッションを提供することを目指しています。同グループのハイエンドリユース業態「ラグタグ」との関係を活かし、幅広い年齢層や価格帯に対応することで、より多くの顧客に支持されることでしょう。
このように、ワールドグループのマレーシア進出は、古着の循環を通して新しい価値を生み出す挑戦の始まりです。今後の展開にも注目が集まります。