点々がグランプリ受賞
2025-12-04 13:36:24

岡山イノベーションコンテスト2025で点々が輝くグランプリ受賞の秘密とは

岡山イノベーションコンテスト2025での快挙



2025年の岡山イノベーションコンテストで、株式会社点々が見事グランプリを獲得しました。今年で開催7年目を迎えたこのコンテストには、90件以上の応募が集まり、さまざまなビジネスプランが競い合いました。最終選考ステージでは、中高生から大学生、一般参加者まで多種多様な才能が集い、それぞれが持つ創造力をフルに発揮しました。

地域資源の循環を目指す点々のビジョン



点々のビジネスプランは、「養鶏から地域の資源を循環させ、美しい風景を作る」という理念に基づいています。このプロジェクトは、岡山県北部の20世帯、約40人の集落から始まったもので、人々が知恵と力を結集して進めています。具体的には、鶏に与える餌として、野菜くずや草刈りで出る青草、また規格外として流通しない米や野菜を活用しています。こうした未利用資源を鶏の餌として再利用することで、地域全体の資源循環が進む仕組みを作りました。何気ない日常の中から生まれるこのアイデアは、実際に地域農業の持続可能性を高める重要な役割を果たしています。

鶏の役割とその影響



平飼いのスタイルで飼育されているのは、純国産の「後藤もみじ」。この鶏は一般的な平飼いよりももっと広いスペースで飼われており、その結果として、より健康的で美味しい卵を産むと評判です。卵生産に加え、鶏糞は農業の肥料として活用され、また田畑で規格外となった作物は再び鶏の餌に戻ります。こうした循環はまさに持続可能な農業の模範と言えるでしょう。

感謝の気持ちを込めて



点々の代表取締役、羽田知弘氏は「グランプリだけでなく、オーディエンス賞を受賞できたことに感謝しています」と述べています。彼の言葉には、消費者ひとりひとりの選択がどのように市場を動かし、地域の未来を形作るかという強いメッセージが込められています。岡山の小さな村からスタートしたこの取り組みは、全国へと展開し、もっと多くの人に平飼い養鶏の良さを伝え続けていくでしょう。

株式会社点々の事業と理念



株式会社点々は地域循環型企業として、岡山県西粟倉村を拠点に持続可能な環境づくりを行っています。農業、食、宿泊の分野を通じて地域資源を最大限に活かし、未来につながる景観を作っていくことが彼らの使命です。また、グローバルな展望も視野に入れた事業展開を計画しており、里山ブランドとしてその価値を発信し続けます。

まとめ



株式会社点々の挑戦は、今後も地域社会にとって重要な影響を与えるでしょう。彼らの取り組みは、一つの小さな村から始まりましたが、次第にその輪は広がり、持続可能な未来に向けた希望の光をもたらしています。点々の面白い挑戦から目が離せません。


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