古着で変革する
2025-08-04 11:43:22

次世代のアップサイクルビジネスを学ぶ!東京ビジネス・アカデミーとZOZOの挑戦

次世代のアップサイクルビジネスを学ぶ!



東京ビジネス・アカデミー(TBA)は、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOと提携し、古着の新たな活用法を探る産学連携プロジェクトを開始しました。この取り組みは、2025年度から実施される予定で、学生たちがファッション業界における環境問題を解決するための創造的なアイデアを持ち寄ることを目的としています。

背景と目的


このプロジェクトでは、ZOZOが展開する「ZOZOUSED」から、販売基準に満たない古着を活用します。ZOZOでは、顧客から古着を下取り入れ、再販できないアイテムも含まれていますが、これらのアイテムには独自の価値があり、学生たちはその可能性を通じて新たなビジネスの形を考えることになります。

TBAのビジネスデザイン学科では、これまでにも企業や地域との協力を基にした授業が行われており、実務経験を通じて学生の能力を育てています。今回のプロジェクトも、その一環として位置づけられます。

初回授業の内容


プロジェクトがスタートした初回授業では、ZOZOの担当者を招いて具体的なプログラムが行われました。企業のビジョンやZOZOUSEDのサービスに関する講義、販売基準未満の古着の活用事例の紹介などが行われ、学生たちは質疑応答を通じて意見を交わしました。

この初回の授業からは、学生たちの創造力とコミュニケーションスキルの強化が図られ、多様な視点での議論が展開されました。

中間発表の成果


6月中旬には中間発表が行われ、8つのチームがこの2か月間で考案したビジネスプランを発表しました。1年生にとっては初めてのプレゼンテーションであり、緊張感あふれる中で精一杯の発表が行われました。学生たちは市場調査やユーザー分析を経て、新しいビジネスモデルの提案に挑戦しました。

例えば、小中学校と提携した地域活性化イベントや、エシカルなワークショップの実施提案など、多様なアイデアが生まれました。ZOZOの担当者からは、「学生たちの言葉遣いやプレゼンテーションの姿勢は素晴らしく、実現可能な案も多かった。ただし、情熱をさらに引き出してほしい」とのフィードバックもありました。

今後の展望


中間発表で得たフィードバックを基に、各グループは提案内容のブラッシュアップを進める予定です。「事業としての成り立ち」や「費用対効果」を考慮しながら、最終的な発表に向けて準備を進めます。

このプロジェクトを通じて、学生たちが実践的な企画力を養い、環境問題への視野を広げることで、ZゾZOも学生の新しい視点を取り入れる貴重な機会となることが期待されています。今後もこの連携を通じて、社会に新しい価値を提供し続ける形を目指します。

最後に


東京ビジネス・アカデミーの取り組みは、未来のビジネスリーダーを育成するだけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与するものです。若き才能たちがどのように古着の新しい価値を創出していくのか、今後の展開に目が離せません。


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