カナダからの友情を育むブルーベリー授業
今年もカナダのシルバーバレーファームのレイ・ビリン社長が来日し、ブルーベリーを通じた国際交流を実施しました。今年初めて幼稚園を対象に行われた「楽しく!おいしく!学ぶブルーベリー出張授業」は、豊島区の東京音楽大学付属幼稚園と品川区の亀田幼稚園で行われ、園児たちとの触れ合いを通じてブルーベリーの魅力を伝えました。
出張授業の概要
この授業は、日本の幼児にブルーベリーの栄養素やおいしさを広め、健康的な食生活を促進することを目的として2023年に始まりました。今年度は第3回目であり、幼児を対象にしたのは初めての試みです。11月26日と27日、東京音楽大学付属幼稚園34名、亀田幼稚園70名の園児たちが参加しました。
楽しさ満載の授業内容
授業では、まずレイ・ビリン社長が登壇し、「皆さんとブルーベリーについてお話しできることをとても嬉しく思います」と挨拶しました。彼は、自身が子供の頃からブルーベリーを食べ続けていることを共有し、そのおかげで健康で元気に過ごしていると話しました。さらに、ブルーベリーの収穫過程を紹介する動画を見せ、子供たちに想いを伝えました。
続いて、プロの紙芝居師集団である「渋谷画劇団」が「ブルーベリーの旅」の紙芝居を上演。楽しい掛け合いで、会場は園児たちの笑い声で溢れ、ブルーベリーに関する料理やアレンジの話に盛り上がりました。この一幕では、園児たちが驚きの声を上げる場面も見られました。
その後、管理栄養士の清水加奈子氏が登場し、ブルーベリーの栄養価に関するクイズを通じて楽しく学ぶ時間を持ちました。参加した保護者たちからは、ブルーベリーの栄養価に感心する声が上がり、より多くの人々に知識が広がりました。
質問コーナーでの熱い交流
授業の中盤、質問コーナーが設けられると、子供たちから「ブルーベリーはなんで栄養がたくさんなの?」という疑問が飛び出しました。その質問にレイ・ビリン社長は「スーパーフードだからだよ」と答えると、園児たちはますます興味を引かれ、「すごい!」「もっと食べたい!」と盛り上がりました。
おいしい試食タイム
授業の最後には、冷凍ブルーベリーの試食が行われました。「どうだった?」と感想を聞かれると、「めっちゃ甘い!」と元気な声が返ってきました。園児たちの「もっと食べたい!」という声に、レイ・ビリン社長も「これからもブルーベリーを食べ続けてください」と笑顔で応えました。授業の締めくくりには、園児たち一人一人にシルバーバレーファームのオリジナルポーチが手渡され、素敵な思い出になったことでしょう。
まとめ
この出張授業により、幼稚園児たちは楽しい体験を通じて、ブルーベリーの栄養価や健康的な食生活について学ぶことができました。今後もシルバーバレーファームが持続的に日本の子どもたちと交流し、健康をサポートしていくことに期待が寄せられています。