災害救助犬育成の新たな取り組み
岩手県盛岡市に本社を置く株式会社岩手日報社が、育成支援活動「いわてワンプロ」で新たなプロジェクトを開始しました。今回は、八幡平市に本社を構えるたまごファクトリーとのコラボレーション始動です。この取り組みでは、特別に企画された「いわてワンプロ コラボ 味付ゆでたまご」が販売され、その売上の一部が災害救助犬団体に寄付されます。
災害救助犬の重要性
災害救助犬は、大型地震や大雨による土砂崩れなど、様々な状況において、埋もれた人々を探し出すために訓練された犬たちです。東日本大震災時には、多くの救助犬が国内外から被災地に駆けつけ、数多くの命を救いました。「あの時の支援に対する感謝の気持ちを胸に、今度は岩手から世界中の命を救いたい」という思いから、「いわてワンプロ」プロジェクトが立ち上がりました。この活動を通じて、より多くの人々に救助犬についての理解を深めていただきたいと考えられています。
コラボ商品「味付ゆでたまご」の詳細
2024年1月から販売開始される「いわてワンプロ コラボ 味付ゆでたまご」は、厳選された岩手県産の鶏卵を使用しており、赤穂の天塩を使ってまろやかな味わいに仕上げています。また、独自の製法で製造され、殻剥けも良好で食べやすさが特徴です。各パックの価格は一般的なゆで卵と変わらないため、気軽に購入していただけると思います。なんと、1パックの売上につき10円が救助犬の育成に使われるため、買い物を通じて社会貢献ができるのも嬉しいポイントです。
地域企業の連携
たまごファクトリーは、「地域と共に歩む、新しい未来を目指す」との思いから、地域貢献を大切にしています。このコラボレーションは、災害救助犬の育成を支える新たな形として注目を集めています。過去にも、同様のコラボレーションを行っており、育成団体などに寄付を実施してきました。今回が2回目のコラボとなる「味付ゆでたまご」も、売上の一部が寄付されるため、より多くの方々の支援が期待されています。
おわりに
私たちが日々の生活の中で何気なく手に取る商品が、実は誰かの命を救う手助けになるかもしれません。このプロジェクトを通じて、災害救助犬やその育成の重要性を理解し、多くの人々が支援の輪に加わってくれることを願っています。おいしい味付けゆでたまごを食べながら、救助犬の応援もしましょう!