HYBEが歴史的な成長を見せた第2四半期の決算
HYBEは8月6日、2024年第2四半期の決算を発表し、売上高が7,056億ウォン(約750億円)になったことを報告しました。この数字は前年同期の6,405億ウォンを上回り、記録的な成長を示しています。特に注目すべきは、前年同期比で10.2%の増加を達成したことに加えて、前四半期比では41%の大幅な上昇を見せた点です。営業利益も659億ウォン(約70億円)、前年同期比で29%の増加を記録しています。
アーティストの活動が支える成長
HYBEの売上にはアーティスト活動から直接得られる収益が含まれ、特に公演部門の成長が顕著です。公演売上は1,887億ウォンとなり、前年同期比で31%増加しました。これにはBTSメンバーのソロツアーや、SEVENTEENやTOMORROW X TOGETHER、LE SSERAFIMのワールドツアーが寄与し、数多くのファンを動員しました。今後も多様なアーティストによるツアーが計画されており、この成長トレンドは続くと予測されています。
アルバム・音源部門での確固たる地位
一方、アルバム部門では2,286億ウォンの売上を記録し、前年同期比で8.4%の減少が見られましたが、K-POP市場全体が厳しい状況の中でも安定したパフォーマンスを維持しています。BTSのJINは新作『Echo』が「ビルボード200」で第3位に入るなど、アーティストたちの個々の活躍も光ります。SEVENTEENの10周年記念アルバムは、韓国の上半期アルバム販売で1位を獲得しました。
グローバルな音源成績も注目
HYBEのアーティストたちはグローバル市場でも注目の存在であり、BTSメンバーの新曲もビルボードの「Hot 100」にランクイン。このような成功は、HYBEがアーティストの国際的な活動にも積極的に取り組んでいる証です。
間接売上も好調
HYBEの間接参加型売上は2,578億ウォンとなり、この中でMD及びライセンス部門は前年同期比で40%の増加を記録しています。特に、商品販売やキャラクター商品が好評を得たことが大きな要因です。ファンクラブの売上も確認されたことで、ファンコミュニティの拡大がHYBEの成長を支える一因となっています。
Weverseの成長もさまざまな要因
Weverseの月間アクティブユーザーは平均1,090万人に達し、特にBTSメンバーの全員復帰があった6月には、1,200万MAUを記録するなど顕著な成長を見せました。また、人気アーティストによる参入もMAUの増加に貢献しています。Weverseの決済金額は、前四半期比で41%上昇し、ファンの活発な活動がHYBEのビジネスにプラスの影響を与えています。
HYBEの未来への戦略
HYBEは「We believe in music」という理念のもと、エンターテインメントビジネスの新たな形を模索しています。2024年には「HYBE 2.0」を発表する予定で、音楽、プラットフォーム、テクノロジーの3つの領域を重視し、ファンビジネスモデルの展開を続ける方針です。これにより、急速に変化する市場環境に対応し、グローバルなリーダーとしての地位を確立していく考えです。
このように、HYBEはその豊かなアーティストラインナップや多様な戦略により、今後も目が離せないエンターテインメント企業として成長を続けていくでしょう。