ベルリン映画祭参加者
2025-12-19 12:42:44

ベルリン映画祭での新たな可能性を探るビジターズプログラム参加者決定

ベルリン映画祭での新たな可能性を探るビジターズプログラム参加者決定



映画界の注目を集めるイベント、ベルリン国際映画祭に併設された「Berlinale Co-Production Market」の体験版となるビジターズプログラムに参加するプロデューサーが発表されました。本プログラムは、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の主催で、経済産業省の支援を受けて実施されます。参加者は、2026年2月14日から16日までの期間中、海外のプロデューサーとのネットワーキングや国際共同製作に必要な知識を深める貴重な経験が得られます。

参加者のプロフィール


岩瀬顕子


出身地は栃木県の宇都宮市。国際関係を学ぶためにバージニア州立ウィリアム&メアリー大学に通い、現在は映画プロデューサーとして活動中です。彼女は、劇団「日穏-bion-」を主宰し、毎年新たな舞台を上演しています。
俳優としてもリドリー・スコット製作の「Earthquake Bird」や、ジョニー・デップ主演の映画「MINAMATA」に出演しており、2020年のベルリン国際映画祭では世界的なスターたちと共にレッドカーペットを踏みました。また、脚本家としても多くの人気テレビドラマや映画プロジェクトに関わり、国内外の映画祭で受賞歴も豊富です。

上浦侑奈


慶應義塾大学にて映画演劇論を専攻し、2014年に東映株式会社に入社。その後、MBS(毎日放送)に移り、深夜ドラマを中心に約36本をプロデュースしてきました。彼女の手掛けたオリジナルドラマ「滅相も無い」は、2024年にNetflixで全世界配信され、国内のギャラクシー賞を受賞しています。
クィア作品の制作にも積極的で、特に「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」シリーズなどが国際的な評価を得ています。映画「空母いぶき」では、アソシエイトプロデューサーとして参加し、K2picturesに入社予定の2025年には、広瀬奈々子監督の最新作に共同プロデューサーとして関わる予定です。

佐藤圭一朗


新潟県生まれで、日本映画学校を卒業後、数々の映画プロジェクトに参加してきました。青山真治監督の作品や、オムニバス映画『TOKYO!』での制作主任を経験。2021年からはLat-Lonに所属し、新人監督の育成プロジェクトにも関わりつつ、独自の映画企画を立案しています。初の長編映画として内藤瑛亮監督『ヒグマ‼』の公開も控えており、今後が期待されるプロデューサーです。

まとめ


今回選ばれた3名の映画プロデューサーは、ベルリンでのビジターズプログラムに参加することで、国際共同製作のスキルを高め、新たな繋がりを築くことが期待されます。VIPOは、これらの参加者を全力でサポートし、彼らの経験を後日報告する予定です。この機会は、日本映画の未来のために重要な第一歩となるでしょう。

さらに詳細な情報や今後の進展に関しては、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)のグローバル展開事業部までご連絡ください。


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