J-オイルミルズがグリーンボンド発行
株式会社J-オイルミルズ(本社:東京都中央区)が、持続可能性に向けた新たな取り組みとして、グリーンファイナンス・フレームワークを策定し、2026年8月にグリーンボンドの発行を決定しました。この新しいフレームワークは、社会課題の解決を目指し、「おいしさデザイン®」を核に据えた事業活動の一環として位置付けられています。
食を取り巻く環境の変化
近年、世界的に食料の需要が高まる一方、気候変動の影響で農作物の収穫量や品質に悪影響が出るケースが増加しています。その結果、植物由来原料の市場は不安定になりつつあり、特に油脂製品は価格変動のリスクが高まっています。このような背景を受け、食料の安定供給と持続可能なシステムの構築が、ますます重要なテーマとして浮上しています。
株式会社J-オイルミルズの役割
J-オイルミルズは、生活に欠かせない「あぶら」を中心に、油脂事業およびスペシャリティフード事業を展開し、「おいしさ」「健康」「低負荷」を重視した製品を提供しています。植物の恵みを活かした製品の開発や資源利用の効率化、フードロス削減、持続可能な原料調達など、環境への配慮をしながら事業を進めています。これにより、持続可能な社会の実現に寄与しているのです。
グリーンボンド発行の背景
今回発行されるグリーンボンドは、独自技術「SUSTEC®」を用いた業務用油脂「長徳®」シリーズの設備資金及び製造原価に充当される予定です。「長徳®」シリーズは、一般的なフライ油と比べて、油の着色やにおい、酸価の向上を抑える特性があり、希少な資源を長期間使用できるため、調理コストの削減とともに、環境負荷も低減することが可能です。
長徳シリーズの特長
- - 環境に優しい製法: SUSTEC®製法により、油の使用効率が大幅に向上し、廃油の量も減少。
- - 経済性の向上: 使用期間を延ばすことで、油の交換回数が減少し、労働負荷も軽減されます。
- - 持続可能な食資源への貢献: 原料使用量を減らすと同時に、フードロス削減にも寄与しています。
外部評価による信頼性
さらに、このグリーンボンドは、外部機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得し、グリーンボンド原則やグリーンローン原則に準拠していることが確認されています。この透明性は、投資家にとっても大きな安心材料となるでしょう。
おわりに
J-オイルミルズのグリーンボンド発行は、環境への取り組みを一層強化し、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップです。今後も「Joy for Life®」をテーマに、食を通じて未来を喜ばせる様々な取り組みを推進していく予定です。詳細は、当社のホームページを通じてご確認いただけます。