SARAYAの新プロジェクト
2025-04-18 13:51:18

海の生態系保全のための新プロジェクトをスタートしたSARAYA

サラヤの新たな取り組み



サラヤ株式会社が新たにスタートさせた「海の森を守るプロジェクト」についてご紹介します。このプロジェクトは、北海道函館市で海の持続的な活用を目指し、特に海藻の生育環境の保全に重点を置いています。近年、海水温の上昇や異常気象によって、全国的に海藻の生育が厳しくなり、藻場が消失する「海の砂漠化」が進行しています。この問題は、特に北海道沿岸部で顕著であり、海の生物多様性に深刻な影響を及ぼしています。

藻場がもたらす役割



昆布の藻場は、ただの海藻の群生ではなく、海中の生物にとって隠れ家や産卵場所として非常に重要です。また、二酸化炭素を吸収することにより、海の気候変動を抑制する役割も担っています。そのため、藻場の減少は海洋生態系のバランスを崩し、生物多様性の喪失につながります。

プロジェクトの内容



サラヤはこの問題を解消するために、海の森を守り、海の生態系を保全するための活動を開始しました。このプロジェクトには、エコ活動の一環として、対象商品の売上の一部を投じています。以下にその具体的な内容をご紹介します。

1. 養殖藻場の創出
海水温上昇により消失した藻場の再生を目指し、天然藻場の保全と新たなブルーカーボンの創出に取り組んでいます。さらに、高水温に適した種苗の研究開発も進め、養殖藻場への導入を狙います。

2. 海の森と生物多様性の保全
現状では、ウニの生息数が増えており、これが海藻の減少に寄与していることがわかっています。海藻の食害を防ぐため、昆布養殖場の近くにウニを移植し、密度管理を行うことで自然な生態系のバランスを取り戻そうとしています。

注目の製品



このプロジェクトに関連して、特に注目したい商品がいくつかあります。ひとつは「ココパームオーシャンエッセンス」です。この製品は、海の生態系を考慮したサステナブルなヘアケアアイテムで、ヤシ由来の洗浄成分と養殖昆布エキスを配合しています。地肌の潤いを守りながら、健康的な髪へと導くことを目的としています。

さらに、サラヤの「ホテルアメニティシリーズ」も魅力的です。「未来へとつなぐ、人と環境にやさしいアメニティ」をテーマに、植物由来の原料を使用しており、使用後に地球に優しく還ることを目指しています。

サラヤ株式会社について



サラヤは、「衛生」「環境」「健康」の三つの理念を掲げ、より良い地球社会の実現を目指して1992年に創業されました。家庭用洗浄剤からプロの現場まで、様々な製品とサービスを通じて、人々と環境に配慮した商品を提供しています。これからもサラヤの活動に注目し、私たち自身も環境保護に取り組んでいきましょう。


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