災害時の新たな備え、携帯トイレ「モラスマイ」とは
2026年9月12日、神戸で開催される「甲南女子大学ぼうさいフェアvol.2」に出展するのは、地域の防災を担う神防社です。当社は「備蓄する防災」から「使える防災」へとシフトし、災害時の新たな備えの重要性を広める取り組みを行っています。このイベントで特に注目したいのが、災害用携帯トイレ「モラスマイ」の実演です。このトイレは、断水時でも利用できる設計がされています。
災害時に直面するトイレの問題
地震や豪雨などの自然災害が発生すると、建物が損傷していなくても断水や排水管の破損が起こり、水洗トイレが使えない場合があります。そうなると、トイレに排泄物が溜まり、悪臭や害虫の発生、さらには感染症のリスクが高まります。避難生活を強いられる中で、トイレの問題は非常に深刻です。多くの家庭や企業では、備蓄しているものの、実際の取り扱いや使用方法を知らず、いざという時に使えないのが現状です。
経済産業省による推奨では、災害用トイレの備蓄は、1人当たり1週間で35回分とされています。能登半島地震などの事例では、避難所の衛生環境が整わなかったとする報告もあります。いざという時、トイレをどう使うのか、きちんと知識として持っている人は少ないのが現実です。
阪神淡路大震災の経験から学ぶ
神防社は、阪神淡路大震災を経験したメンバーが集まり、神戸で設立された企業です。震災を通じて、避難所のトイレが悲惨な状況だったことが繰り返し語られています。この経験を基に、少しでも同じ苦しみを軽減できるようにという思いで「モラスマイ」は開発されました。
しかし、製品を市場に出すだけではなく、実際にどう使うかを知ってもらうことが真の備えになると考えています。多くの家庭が、災害対策において「備蓄しているが使い方が分からない」といった声を上げている中、実際に見て、触れて、使うことで初めてその重要性を実感できるのです。
「使える防災」を目指して
「甲南女子大学ぼうさいフェアvol.2」は、女性の視点から防災を考える貴重な機会となります。防災は通常、あまり話題にしづらいトピックですが、トイレという誰にとっても欠かせないものに関する問題を、率直に考える場を提供したいと考えています。
当社のブースでは、災害用携帯トイレ「モラスマイ」の展示に加えて、新商品「モラスマイポケット」の配布なども行います。さらに、携帯トイレの取り付け方法や、処理における実演も行う予定です。これにより、実際に体験することで、家庭や職場でどの程度の備蓄が必要なのかを考える機会を提供します。
実践型の防災訓練
実演では、排泄物の代わりに色水を使用し、実際の使用手順を見せることで、衛生的な扱い方や処理の方法を学ぶことができます。正しい知識と技術を身につけることで、いざという時に慌てずに行動できるようになり、命を守る準備ができるのです。
災害はいつ来るかわかりません。だからこそ、日々の備えがとても大切です。神防社は、安心・安全な生活空間を提供し、地域社会に貢献することを目指しています。ぜひ、イベントを通じて「使える防災」を体感し、共に考えていきましょう!