ゾンビ化する社会トーク
2025-09-03 12:26:16

ゾンビとは何か?諏訪敦と中野信子が語る現代アートと脳科学の融合

アートと科学の融合、ゾンビとは?



2025年9月28日、現代アートと建築のミュージアム「WHAT MUSEUM」は、画家・諏訪敦と脳科学者・中野信子によるトークイベント「『ゾンビ化する社会』で絵画を考える」を開催します。このイベントは、9月11日からスタートする諏訪敦の大規模個展「きみはうつくしい」に関連した企画です。

諏訪敦の個展とその背景



諏訪敦は、約3年ぶりの大規模な個展を通じて彼の作品群の進化を示します。新作の静物画や肖像画を含む約80点が展示され、彼の制作活動を多角的に紹介します。諏訪は美術にとどまらず、歴史学や民俗学、臨床医学など様々な分野からリサーチを行い、それを作品に反映させてきました。本展では、こうした彼の独自のアプローチを通じて、より深い理解を促すためのトークイベントが企画されています。

ゾンビと閃輝暗点



トークでは二つの重要なテーマ、「ゾンビ」と「閃輝暗点」が扱われます。諏訪は、彼の写実的な絵画表現を「ゾンビ化した絵画様式」と定義し、表面的な理解にとどまらない深い探求を求めています。中野信子は、彼女の著書「ゾンビ化する社会」を通じて、現代社会における人間行動や思考のパターンを論じています。両者は、アートと社会問題をどのように関連付けているのかを探求することで、視覚の理解を深めようとしています。

閃輝暗点は、両者に共通する視覚現象であり、諏訪は長年この症状に苦しんできました。この現象が彼の作品性にどのような影響を及ぼしているのか、中野も同様に自身の経験を交えて、視覚の変容が創造性に与える影響を考察します。

イベントの詳細



イベントは、宮本武典がモデレーターを務め、二人の専門家による刺激的な対話を通じて進行されます。アートと科学が交差するこの対話は、参加者にとって、新たな発見の場となることでしょう。

  • - 日時: 2025年9月28日(日)18:00〜19:30
  • - 登壇者: 中野信子、諏訪敦、宮本武典(モデレーター)
  • - 参加費: 無料(別途WHAT MUSEUMのセットチケット購入が必要)
  • - 定員: 40名

まとめ



このトークイベントは、アートと脳科学という異なる分野が交わる貴重な機会です。どのように「ゾンビ」の概念が現代アートや社会問題に結びつくのか、そして視覚現象がどのように私たちの認知に影響を与えるのかを深く考察することで、新たな視点が得られることでしょう。興味のある方は、WHAT MUSEUMでのこの機会をぜひお見逃しなく。


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