日本クラフトデザインの祭典「第17回LIFE×DESIGN」が延期なしで開催!
2025年2月12日から2月14日まで、東京ビッグサイト南展示棟にて「第17回LIFE×DESIGN」が開催されます。この展示会では、日本各地から727社が集まり、それぞれの地域性を活かした素晴らしいクラフトデザインを発表します。
伝統と技術が融合した出展社たち
LIFE×DESIGNでは、日本の伝統技術や職人技を新たな形で現代の生活に取り入れる企業が数多く出展します。
例えば、1948年に神戸で創業した靴の素材メーカーが提案するラバーブランドや、琉球ガラスにこだわるメーカーのブースでは、手作りのガラス製品や工芸品が並びます。また、織りの文化を広めるジャガード織りのブランドも登場し、それぞれが地域の特色を大切にしたアイデアを紹介します。これらの出展は、新商品や未公開のアイデアを発表する場としても大変注目されています。
注目の出展製品
特に注目を集めるのは、隈研吾氏がデザインを手掛けたテーブルウェア。「レトワコレクション」として展示されるこの製品は、工学博士の春日秀之が開発した環境に配慮した素材TRANSWOODを使用しています。この器は、見た目の美しさだけでなく、軽量で丈夫な機能性も兼ね備えており、持続可能なライフスタイルを実現する一助となるでしょう。
他にも、草鞋からインスパイアされたサンダルや、医療用に採用されている素材を使った一歩進んだ履き物が、参加者の興味を引くことでしょう。また、手作りの琉球ガラスはその美しさと奥深い文化を伝え、オブジェや照明など様々な形で提案されます。これら多様な商品に触れることで、訪れる人々は日本のクラフトデザインの素晴らしさを体感できます。
セミナーでさらに深く学ぶ
LIFE×DESIGNでは、地域性に基づいたものづくりや文化についてのセミナーも用意されています。2つのセミナーが行われ、モノづくりの背景や、文化伝承の重要性に焦点を当てています。専門的な話を聴くことで、出展製品の背景や創造された意味をより深く理解することができるでしょう。
会場詳細と入場情報
「第17回LIFE×DESIGN」は、東京ビッグサイト南展示棟の南1~4ホールで行われ、10時から18時まで(最終日は17時まで)開かれます。入場は無料で、事前登録が必要です。事前登録をしておくと、スムーズに入場できるので、興味のある方は早めに申し込みをおすすめします。
現代のライフスタイルにおいて、地域を織り込んだクラフトデザインがどのように活用されるか、ぜひその目で見て、多くのビジョンを得てください。この機会を逃さず、足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細な情報や招待状の請求は、公式ウェブサイトをご参照ください。