パルミジャーノ・レッジャーノ・デー in 東京へようこそ
2025年10月、東京・銀座のイタリアンレストラン「ジャッジョーロ銀座」で、特別なイベント「パルミジャーノ・レッジャーノ・デー in 東京」が開催されました。この日、イタリア・エミリア=ロマーニャ地震の復興を支えるために生まれたこの祝祭を、日本で初めて祝うこととなりました。
復興のシンボルとしてのチーズ
この「パルミジャーノ・レッジャーノ・デー」は、2012年の地震によって36万個ものパルミジャーノ・レッジャーノが損壊したことをきっかけに誕生しました。この時、シェフのマッシモ・ボットゥーラ氏が立ち上がり、世界中の料理人たちが被災した生産者や地域を支援するために力を合わせました。このような背景から、パルミジャーノ・レッジャーノは単なるチーズ以上の存在となり、復興のシンボルとして多くの人々に愛されています。
イベントの魅力を紹介
イベントの幕開けは、プロフェッショナルによる伝統的なチーズカットセレモニーでした。参加者たちは、ホール状のパルミジャーノ・レッジャーノが専門のナイフで開封される瞬間に驚き、感動に包まれました。日本ではなかなか見られない職人技術が披露され、その奥深さに魅了された人々が多かったことでしょう。
特別ゲストによる解説
日本のチーズ文化の第一人者である本間るみ子氏が登壇し、パルミジャーノ・レッジャーノの歴史や味わいの魅力について講演しました。彼女の豊富な知識に触れた参加者は、ただの食材がどれほどのストーリーを持っているのかを実感しました。
フード&テイスティング体験
チーズカットセレモニーの後は、さまざまなフィンガーフードや日本酒とのペアリングを楽しむテイスティング体験が用意されました。特に、ボットゥーラ氏が推奨した「リゾット・カチョ・エ・ぺぺ」のデモンストレーションは大反響。参加者は、この料理を通じて復興の物語を体験しながら、パルミジャーノ・レッジャーノ本来の美味しさを堪能しました。
未来に向けての取り組み
今回のイベントは、2025年に行われる大阪万博の盛り上がりを背景に、日本市場でのパルミジャーノ・レッジャーノの認知度をさらに高めることを目的としています。今後も、伝統的なクラフツマンシップと地域支援の精神を届ける取り組みを続け、パルミジャーノ・レッジャーノの魅力を広めていく予定です。
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会の役割
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、1934年に設立された保護団体であり、すべてのパルミジャーノ・レッジャーノ製品の品質を保証しています。291のチーズ工房が加盟しており、厳格な規定に基づいて生産が行われています。この協会の活動により、パルミジャーノ・レッジャーノの品質保持、ブランド価値向上が図られています。
パルミジャーノ・レッジャーノの魅力
パルミジャーノ・レッジャーノは、1,000年以上の歴史を持つ、世界に誇るチーズのひとつです。その製造プロセスは非常に厳格で、特定の地域でのみ生産されています。熟成は12ヶ月から60ヶ月以上にわたり、時間をかけて育まれる味わいは、豊かなうま味と香ばしさを持ち、深い風味が特徴です。原材料は生乳、食塩、レンネットのみで、品質への厳格なこだわりが伺えます。
パルミジャーノ・レッジャーノは、単なる食材ではなく、感謝と復興の気持ちが込められたシンボルであり、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。その素晴らしさに触れてみたい方は、ぜひ次回のイベントに参加してみてください。