秋の丹波篠山で楽しむ「丹波焼陶器まつり」
2025年、丹波篠山市で行われる「第48回丹波焼陶器まつり 秋の郷めぐり」は、10月10日から19日の期間に開催されます。このお祭りでは、丹波焼の窯元が一堂に集まり、さまざまな催しを展開。器と食をテーマにしたこのイベントは、陶器の魅力を存分に味わえる絶好の機会です。
丹波焼窯元めぐり市
「丹波焼窯元めぐり市」では、約50軒の窯元が特別価格での販売や掘り出し物市、さらにはろくろ体験など、多彩なプログラムを用意しています。つくり手との対話を楽しみながら、あなたにぴったりの器を探してみてはいかがでしょうか。アットホームな雰囲気の中で、愛着の湧く一品を見つけることができるでしょう。
このイベントは、各窯元で開催されますので、参加する窯元を巡りながら、作品の違いを楽しむことができます。
丹波焼うつわ市・陶の郷マルシェ
また、丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷では「丹波焼うつわ市」と「陶の郷マルシェ」が開催されます。ここでは、窯元が集まり、個性豊かな作風の違いを体感しながら、丁寧に作られた陶器を手に取ることができます。陶の郷マルシェでは、地元の美味しい飲食や新鮮な農産物のブースも出展されるため、秋の味覚を満喫することも忘れずに!
うつわ市は、10月11日と12日の2日間、陶の郷 平成窯周辺で行われ、陶の郷マルシェは、10月11日から13日および18日、19日で実施されます。どちらも10時から16時までのオープンです。
窯元イチ推し展
さらに、窯元のイチ推し作品を展示する「窯元イチ推し展」も見逃せません。あなたのお気に入りの作品に票を入れることができ、抽選でその作品をゲットすることも可能です。これは、陶器と直接触れ合いながら、自分の好みを見つける絶好のチャンスです!
この展覧会は10月10日から19日まで開催され、kamanjyoで行われます。
そのほかのイベントも充実
「丹波焼陶器まつり」では、スタンプラリーやオリジナルキーホルダー作り、さらにはチャリティーガチャポンなど、多彩なイベントが予定されています。詳細については、公式サイトをぜひチェックしてください。
丹波焼の魅力
丹波焼は、兵庫県丹波篠山市今田町立杭周辺で制作されている陶器で、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての起源を持つと言われています。日本六古窯の一つとしても名を馳せており、850年の伝統を誇ります。丹波焼は、温かみのある素朴さと使い勝手の良さが魅力で、生活に寄り添う器として長年愛されてきました。
この秋、是非丹波篠山で「丹波焼陶器まつり」を訪れ、心温まる器との出会いと、地元の秋の味覚を満喫しましょう。