フェアトレードキャンペーン
2025-05-08 11:11:23

気候変動とフェアトレードを考える「ミリオンアクションキャンペーン2025」キックオフイベント

日本のフェアトレード運動が新たな時代を迎え、気候変動とフェアトレードに関する「ミリオンアクションキャンペーン2025」が始まりました。このキャンペーンは、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが主導し、全国の企業や団体と連携して行われています。

イベント概要
2023年5月1日、東京都で行われたキックオフイベントには、イオンや小川珈琲などを含む100社以上が参加し、それぞれのフェアトレードに対する取り組みを紹介しました。今年で5年目を迎えるこのキャンペーンは、5月の1ヶ月間を通じて、フェアトレード商品購入数やSNSでの投稿、イベント参加などを通じて合計300万のアクションを目指します。一アクションが1円として換算され、開発途上国への寄付や支援活動に充てられる仕組みです。

気候変動の影響とフェアトレードの重要性
潮崎真惟子事務局長が冒頭で語ったように、気候変動はカカオやコーヒー豆の価格高騰に直結しており、これが生産者たちの生活を厳しくしています。フェアトレードは、彼らの生活水準を向上させるための仕組みであり、気候変動に対する対策としても重要です。

ゲストとのトークセッション
イベントでは、Jリーグ執行役員の辻井隆行さんと株式会社セント・フォースの望月理恵さんをゲストにトークセッションが行われ、フェアトレードが未来を守るために果たす役割について熱く議論されました。彼らは、消費者の意識が高まる中で、フェアトレードの重要性を訴えました。

企業の取り組み
イオンからは、サステナビリティ経営の事例として、自社のフェアトレード商品の開発に向けた秘話が伝えられました。特に2025年に発売予定の「カカオトリュフ」は、消費者からのフィードバックが反映されたものであり、注目を集めています。また、小川珈琲はフェアトレード講習や期間限定メニューを企画しており、地域活性化と共にフェアトレードの普及に貢献し続けています。

セミナーや総括
キャンペーンの一環として行われた有識者セミナーでは、深井賢一氏が「ソーシャルプロダクトの販売戦略」をテーマに、インフレ時代においても共感を得るための方法を紹介しました。特に、消費者のSDGsに対する意識が高まっていることから、企業の責任ある取り組みが求められています。

今後の展開と期待
今回のキャンペーンは、企業と消費者が連携し、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すための重要な試みです。参加企業はフェアトレードの理由や必要性を広く伝え、一般消費者もその意義を理解していくことが求められます。このキャンペーンを通じて、多くの方がフェアトレードの製品を選び、持続可能な消費行動をサポートすることを期待しています。

参加方法
参加者はフェアトレード商品の購入、SNSでの投稿、各地での関連イベントへの参加などを通じて、キャンペーンに参加することができます。あなたもぜひ、次の一歩を踏み出してみてください。


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