滋賀県の宝物グランプリ2025-2026が開催！地域の魅力を引き出す

滋賀県商工会連合会が主催する「滋賀県の宝物グランプリ2025-2026」が、2025年12月4日（木）に近江八幡市のホテルニューオウミで行われます。このイベントは、滋賀県の地域資源を生かした商品開発を推進するため、異業種の事業者がコラボレーションし、販売や商品の認知度向上を図ることを目的としています。

開催の経緯と意義

このグランプリは、地域の多彩な事業者が集まり、互いに経営資源を共有しながら新たな商品を開発する機会を提供します。2015年から続いているこのプロジェクトは、6回目を迎え、常に進化を遂げています。今年度は、異業種同士のコラボレーションを促す場として「滋賀県の宝物セミナー」を実施しており、参加者は商品アイデアのブラッシュアップや新たな可能性を探るなど、意欲的に取り組んでいます。

セミナーは、地域の特性やニーズに応じた内容とし、販売促進や時短開発に焦点を当てた3回の講義が行われました。特に、販売拡大やコラボレーションの重要性について学び、参加者同士の交流を促す貴重な場となりました。セミナーでの学びを活かし、グランプリに向けた商品開発が進められているのです。

グランプリの詳細

「滋賀県の宝物グランプリ」は、出場者数が5事業者に限られています。参加事業者には、有限会社ヴァンテック、楽入陶房壺中庵、共栄精密株式会社、湖香六根、Hahanisou.の5社が名を連ねます。郷土の特産品を生かしたユニークなアイデアがどのように形になるのか、その披露を多くの人々が楽しみにしています。

また、当日のイベントは、にっぽんの宝物の公式Facebookでライブ配信される予定で、遠方からも参加できるのが魅力です。グランプリでの評価結果は、2026年2月28日と3月1日に東京で開催される「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」として次へつながります。

「にっぽんの宝物プロジェクト」とは

このプロジェクトは、日本各地に存在する高い質の地方製品を広く知らしめ、売上拡大を目指しています。地方に眠る「宝物」たちを発掘し、世界に発信するために2009年から始まりました。異業種からの人材を集め、アクティブラーニングによるセミナーを開催し、参加者は自社製品を磨き上げる方法を学んでいます。

評価は、全国で有名な企業の社長や有名シェフ、バイヤーなどが行い、受賞商品はその後の販売やプロモーションに直結します。これにより、受賞した事業者が売上を大きく伸ばすための支援を行い、成功を収める事例も増えています。