音の体験、ラトリエ ソノーレ
2025-05-21 16:32:23

ヴァレンティノとテラフォーマが贈る新しい音の世界、ラトリエ ソノーレ誕生

ヴァレンティノとテラフォーマが作り出す新しい音のリスニングルーム



メゾン・ヴァレンティノ(Maison Valentino)が、イタリアのカルチャー企業テラフォーマ(Terraforma)とのパートナーシップを通じて、ユニークなリスニングスペース「ラトリエ・ソノーレ(L’Atelier Sonore)」を発表しました。この特別な体験は、2025年5月15日、ニューヨークのヴァレンティノ マディソンアベニューストアにて、音楽ファンに向けたプライベートなサウンド体験の提供をスタートさせました。

クリエイティブな空間の誕生



ラトリエ・ソノーレは、ヴァレンティノのクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレが描いたビジョンに基づき、新しいサウンド空間としてデザインされました。この空間では、サウンドに耳を傾け、感覚を鋭くするための環境が整えられており、特にサウンドデザイナーのジョルジョ・ディ・サルヴォの手による特別製のサウンドスケープが、訪れる人々に深い感情的共鳴をもたらします。

建築家フランチェスコ・ルピアとのコラボレーションによって生まれたこの空間は、特注のサウンドシステムを中心に構築され、伝統的な家具製作からインスピレーションを得たハンドメイドのリスニングコンソールや、ベルベットのクッションが施されたモジュール式の座席が特徴です。これらの要素は、木材を用いた精巧なデザインで仕立てられており、質感豊かな素材や親密さを強調しています。

音楽とストーリーの融合



オープニングイベントでは、10時間にわたるライブプログラムが開催され、国際的なアーティストたちがプライベートなリスニングセッションを行いました。アーティストたちは、自身のアーカイブから厳選したレコードをプレイするだけでなく、その音楽にまつわる物語や静けさをシェアし、観客を魅了しました。

各セッションは約45分間で進行し、合わせて選ばれたプレイリストが背景に流れる中、リスナーは特別な音の世界を楽しむことができました。この体験は、来場者にとって感動的な瞬間をもたらし、音楽と感覚の結びつきを深めるものでした。

ラトリエ・ソノーレの一般公開



ラトリエ・ソノーレは2025年5月16日から8月末にかけて、毎日午前10時から午後6時まで一般公開されています。この期間中、訪れる人々は自由にキュレーションされたレコードを楽しむことができる静かで内省的な空間を体感することができます。また、特定の機会には、ヴァレンティノの友人たちによるリスニングセッションも予定されており、新しい音楽体験を通じてともに楽しむことができます。

サウンドとエコロジーの視点



テラフォーマは、サウンドとエコロジーをテーマにした実験的なプラットフォームで、人と環境のつながりを育むことを目指しています。音楽を通じてコミュニティの結束を促す活動を行い、持続可能な未来を意識したプロジェクトを推進しています。ラトリエ・ソノーレは、その理念を具現化した場所でもあります。

まとめ



ラトリエ・ソノーレは、ヴァレンティノが新たな形で音楽とデザインを融合させた空間です。美と音、感情の交差点であるこの場所は、訪れる全ての人々に新しい体験と感動をもたらします。今後もこの特別な空間で、音楽とクリエイティビティが新たな対話を生み出すことを期待せずにはいられません。


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