鹿児島の純粋黒豚が生んだ絶品生ハム『月乃プロシュット Kuro』の魅力
この度、鹿児島の伝説的な純粋黒豚「渡辺バークシャー」を使用した新たな生ハム、『月乃プロシュット Kuro』の先行販売が始まりました。株式会社プラチナエイトが手掛けるこの国産熟成生ハムは、Makuakeでの応援購入を通じて、2025年10月30日まで入手可能です。一般販売は11月15日から始まりますが、その前にぜひその魅力を知っておきましょう。
受け継がれた想いと10年の挑戦
この商品が目指すのは、日本の気候に適した形で完成させることでした。渡辺バークシャーは、長い歴史を持つ純粋黒豚で、交配がされていないため、その肉質や脂の質は非常に貴重です。特にその脂の融点が28.4℃で、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
養豚家の渡辺近男氏(1936–2021)は、ひたむきにこの血統を守り続け、その希少性から「鼻ぺしゃ」とも称される特徴的な豚です。彼の理念を引き継いだ盛島英欽は、10年の歳月をかけ、生ハム作りに挑み続けてきました。その結果が『月乃プロシュット Kuro』です。
商品の特徴
- - 貴重な黒豚を使用: 使われているのは、鹿児島県の渡辺バークシャー。これまで交配されることなく育てられた純粋黒豚で、そのまろやかな味わいが特徴です。
- - 長期熟成: 佐賀県の太良町で18ヶ月間という長い熟成期間を経て、旨味が凝縮。長崎県の五島灘の塩を使用し、香り豊かに仕上げられています。
- - 職人の技術: 国際コンテストでの金賞受賞歴を持つシャルキュティエ田嶋征光氏が手掛けており、余計な塩味を抑え、日本人の好みに合った味わいです。
国産生ハムの価値
近年、日本でも生ハムの需要が高まっていますが、そのほとんどが輸入品に頼っています。しかし、国産の『月乃プロシュット Kuro』は日本の風土と伝統的な職人技を融合させた、安心・安全な逸品です。新鮮な供給体制と、日本人の味覚に寄り添った風味が特長です。
名前の由来
『月乃プロシュット』という名前には、二つの想いが込められています。一つは、佐賀県太良町が「日本一月の引力を感じる町」として食材を育む自然との関係を象徴しています。もう一つは、イタリア語で「生ハム」を意味し、世界に通じる本物の味を届けたいというメッセージです。
商品情報と販売計画
商品名: 月乃プロシュット(生ハム原木セット・スライスパック)
- - 生ハム原木セット: 骨つきモモの生ハム原木と台のセット。冷蔵保存で1年間賞味可能。
- - 生ハムスライスパック: 30gのスライスを5パックまたは10パックで提供。冷凍保存で6ヶ月の賞味期限。
先行販売はMakuakeで行われ、一般販売は公式オンラインストアで行われます。興味のある方はぜひ公式ページで詳細をチェックしてみてください。
おわりに
『月乃プロシュット Kuro』は、鹿児島の黒豚の魅力を最大限に引き出した新しい生ハム。伝統と革新、自然と人々の力が結集したこの逸品を、日本の食卓にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。これまでにない、新しい味わいと感動が待っています。