小豆島のオリーブ生配信!手摘み収穫から搾油までの感動体験
香川県の小豆島にある井上誠耕園では、10月28日から小豆島産の手摘み限定オリーブオイル「ピクアル種」を新発売。その特別なオリーブオイルは、10月30日に生配信される「収穫」「選果」「搾油」のリアルな現場からお届けされます。この試みは、オリーブ栽培の裏側を多くの人々に知ってもらうために企画されました。
小豆島のオリーブ栽培の特徴
小豆島は、海外の大規模オリーブ産地と異なり、手間暇をかけた丁寧な栽培が行われています。ここでは、約80年にわたりオリーブと柑橘が栽培され、収穫から加工まで全て自園で行っています。特に、果実はすべて手摘みで行い、熟成度や品質に応じて丁寧に選果。これにより、オリーブオイルの品質が高く維持され、他産地にはない深い味わいが生まれます。
生配信の内容について
生配信は3つのパートに分かれ、視聴者にオリーブオイルがどのように作られるかをリアルタイムで体験していただきます。まずは、収穫の様子が6時から10時まで配信されます。熟練のスタッフが果実を一粒ずつ丁寧に手摘みしています。次に、選果のパートでは10時から11時まで、一粒ずつのオリーブが熟度や品質に応じて分けられます。そして、搾油は12時から16時までの間に行われ、コールドプレス製法で新鮮なオリーブオイルが生まれます。この工程では、経験に基づく細やかな温度や時間の管理が、香り豊かなオイルを生み出しています。
国産「ピクアル種」の魅力
今回紹介される「ピクアル種」は、スペイン原産でありながら小豆島での栽培は非常に珍しい品種です。このオリーブは、力強い風味と共に軽やかな苦味と辛味のバランスが特徴で、ポリフェノールが豊富に含まれています。限定100本の販売が予定されており、搾りたてオリーブオイルが自宅に届く体験ができます。これはまさに、生配信で監見した感動を手元で再体験できる絶好の機会です。
井上誠耕園の歴史と理念
井上誠耕園は、昭和15年から現在に至るまで、オリーブと柑橘を育て続けてきました。初代園主から引き継がれた理念は、少量生産ながらも品質にこだわり、最高の商品を消費者に届けることです。現在は三代目の井上智博が園主を務め、約160名のスタッフが協力して農園を運営しています。
まとめ
小豆島の井上誠耕園が行う生配信は、単なるオリーブオイルの購入だけでなく、製造過程を知ることで新たな感動を引き出す試みです。オリーブオイルの品質を守るための手間と時間がかかっていることを実際に目で見て感じることで、消費者はより深い理解と愛着を持つことができるでしょう。このオリーブオイルを味わうことで、小豆島の魅力と手仕事の温もりが伝わることでしょう。