こめ油が進化!
2025-01-10 09:34:59

新しい「ライスインキ」の導入で国産こめ油がリニューアル!持続可能な未来へ

持続可能な未来への一歩:ライスインキでリニューアルした国産こめ油



築野食品工業が、国産こめ油の一部商品のラベルを新たに『ライスインキ』で印刷することを発表しました。これは、食の安全や健康に配慮した取り組みの一環として、米ぬかの有効活用を促進するものです。

【米ぬかの可能性を広げる新たな挑戦】



米ぬかは長年、さまざまな分野での活用が期待されてきましたが、築野食品工業はこの資源をさらに有効利用することを目指しています。『お米の油は、つの食品。』というキャッチフレーズのもと、同社は可食部であるこめ油だけでなく、非可食部としての米ぬかも積極的に利用する姿勢を明らかにしています。

ライスインキの特長



ライスインキは、バイオマスインキに分類されており、環境への負担を軽減する役割を担っています。米ぬか由来のこのインキは、農地の新たな開発が不要で、地元で収穫された米を直接原料とするため、地産地消の価値も強調されます。これにより、地域経済の活性化にも貢献できるのです。

飯ぬかから生まれたライスインキは、食品としてだけでなく、持続可能な社会を実現するための重要な要素でもあります。

創業の理念と未来のビジョン



築野食品工業が設立された背景には、創業者の築野政次が戦後の食糧難という厳しい時代を経験したことがあります。彼は、食糧の安定供給が求められる社会に貢献するため、精麦業を創業しました。そして、食材や農業の持続可能性を見越し、米ぬかの活用に力を入れる決断を下したのです。

このような理念に基づき、同社はビジネスを展開し、現在ではこめ油の製造を行いながら、医療や化粧品などさまざまな分野でも米ぬかの有効活用を進めています。

【広がる可能性】



築野食品工業は、国産こめ油のラベルを『ライスインキ』に変更することにより、これまで以上に米ぬかの活用の可能性を発信し、食品業界や消費者に対する意識を高める狙いがあります。

2025年1月からは、国産こめ油500gと750gの商品に新しいパッケージが投入され、ライスインキのマークと説明文が加わります。この改革は、店舗においても消費者の目に留まることでしょう。

【最初の一歩】



同社は永続的な社会貢献を目指し、今後も米ぬかの高度有効利用を進めていきたいと考えています。このブランディングの変更は、持続可能な未来に向けた第一歩とも言えるでしょう。米ぬかの有効活用は、私たちの未来を支える重要な要素です。

最後に



持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、築野食品工業が新たに導入する『ライスインキ』。この革新は、こめ油の世界を変え、私たちの食や環境への意識を高めるきっかけとなるかもしれません。これからの展開に期待が寄せられています。


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