バレエみらいシートレポート
2025-07-02 14:45:12

未来のバレエ界を担う若者たちを育む「バレエみらいシート」イベントレポート

バレエみらいシート 第2回イベントレポート



2025年6月21日、東京の新国立劇場で行われた「バレエみらいシート」第2回イベントは、未来のバレエ界を担う小中学生14名を招待する特別企画でした。このイベントは、株式会社オンワードホールディングスとチャコット株式会社が公益財団法人新国立劇場運営財団と共に実施しており、次世代のダンスに情熱を持つ子どもたちをサポートする目的で開催されています。

イベントの流れ


事前募集から招待まで


イベントは、2025年の4月から5月にかけて、「将来の夢」や「本島美和さんに聞いてみたいこと」を手紙に記入し、専用ポストに投函する形で参加者を募りました。北海道から岡山まで全国各地から寄せられた応募の中から、厳正なる選考を経て、14名が選ばれました。手紙が届けられ、参加者たちの思いを本島さんと事務局で丁寧に読みました。

ワークショップの様子


イベント当日は、昼の部と夜の部に分かれて開催され、ワークショップ交流会からスタートしました。参加者たちは憧れの新国立劇場の楽屋口で受付を済ませ、リハーサル室へ。この場で、本島さんがマイムの動きを講習し、台詞のないバレエの表現の重要性について教えてくれました。特に「サブテキスト」の概念を学ぶことで、振り付け以外でも心情を表現できる技術を身につけました。

さらに、実際にバレエレッスンのピアニストの伴奏で振り付けを練習し、全員がその後、本島さんとの2ショット撮影を行い、楽しい時間を過ごしました。

バレエ公演『不思議の国のアリス』鑑賞


ワークショップの後、参加者たちは新国立劇場バレエ団による『不思議の国のアリス』を観賞しました。この作品はアリスが奇妙な世界を旅する物語で、魅力的な演出とともに多くのバレリーナたちのパフォーマンスが見られました。

公演中、特別に用意された「バレエみらいシート」の座席シートカバーを持ち帰り、バレエシューズを収納できる巾着として活用できるアイテムが参加者たちに嬉しさをもたらしました。

幕間の交流会


公演には休憩時間があり、参加者たちは特別ラウンジで軽食とドリンクを楽しみました。本島さんもそこに登場し、舞台の感想や、これからのバレエダンサーとしての夢についての質問に丁寧に答えてくれました。

本島美和さんのメッセージ


「たくさんのお手紙をありがとうございました。みなさんの思いを感じることができた貴重な時間でした。マイムを知るだけでなく、心情を伝える術を学んでいただきたいと願っています。みなさんの成長を見られたのが嬉しかったです。これからも夢を追い続けてください」と、本島さんからのメッセージが参加者に感動を与えました。

企画の背景と意義


この「バレエみらいシート」企画は、2015年から続くプロジェクトの一環であり、子どもたちの創造性や想像力の育成を目的としています。芸術・文化に親しむことで、子どもたちの自己表現力が向上し、将来の夢がより明確に育まれることが期待されています。

まとめ


未来を担う子どもたちへの思いが詰まった「バレエみらいシート」第2回イベント。参加者たちがここで得た体験や学びが、将来のバレエダンサーとしての道を切り開く力となることでしょう。これからもこのような取り組みが続くことを願い、次世代の才能の育成が進むことを期待しています。


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