ケイト・スペードが主催した女性のメンタルヘルスサミットが話題に

10月10日、ケイト・スペードニューヨークがニューヨークのタイムズ・センターで「女性のメンタルヘルスのためのグローバル・サミット」を開催しました。このイベントでは、メンタルヘルスに関する最新の知見や女性のエンパワーメントに焦点を当て、特にZ世代が直面する課題に対する理解を深める機会となりました。

このサミットには、著名なアスリートやセレブリティがスピーカーとして参加しました。陸上競技のオリンピック金メダリストであるタラ・デイビス・ウッドホールとマサイ・ラッセル、俳優で作家のアリソン・ストーナー、TVパーソナリティのアマヤ「パパイヤ」エスピナル、トニー賞ノミネートの女優ジョイ・ウッズなど、多彩なバックグラウンドを持つスピーカーが集結しました。

ケイト・スペードのソーシャルインパクトエグゼクティブ・ディレクターであるタリン・バードは「私たちは、女性が自身のVoice、Choice、Powerにアクセスするためには良好なメンタルヘルスが不可欠であると認識しています」とコメントし、特にZ世代の女性たちに対するサポートを強調しました。

サミットでは、メンタルヘルスによる幸福感の増進がテーマとなり、以下のような多様なトピックが取り上げられました。

- スティグマと向き合う：ケネス・コールとDr. アルフィー・ブレランド・ノーブルによる議論
- 自分の軸に戻る：マリウス葉とジョイ・ウッズのトークセッション
- フレンドシップの重要性について、タラ・デイビス・ウッドホールとマサイ・ラッセルが語る
- 選択の力を基にしたトラウマからの回復：アリソン・ストーナーの見解
- 身体的活動のメンタルヘルスへの影響：アン・ウィントラブとサラ・クラインの対話

また、2024年には「女性のメンタルヘルスのためのグローバル基金」を立ち上げ、地域に根ざしたメンタルヘルスサービスへのアクセス向上を目指す取り組みが発表されました。この基金を通じて、2030年までに25万人の女性と女の子が適切なケアを受けられるようになることを目指しています。

最後に、ケイト・スペードニューヨークは2025年秋の新キャンペーンを発表。このキャンペーンでは、新作シーズンコレクションや「KSDuoハンドバッグ」を紹介し、友情やコミュニティの重要性を祝福します。

女性のメンタルヘルスを大切にするこのようなイベントは、今後も注目が集まることでしょう。より良い未来に向けて、私たちひとりひとりができることを考えるきっかけとなります。