VOW WOW、40周年の集大成ライブを開催!
2024年の再始動を迎えるVOW WOW。このバンドは、今年1月16日に東京ガーデンシアターで開催した『The 40 Years of VOW WOW Ⅲ Celebration』により、その名声をさらに高めました。この特別なライブは、1986年にリリースされたセカンドアルバム『Ⅲ』の40周年を記念したもので、英国人プロデューサー、トニー・プラットを招致した作品として、今なお多大な評価を受けています。また、2026年には活動拠点を英国へ移してからの40周年も迎えるため、特別な意義を持つライブとなりました。
神秘的な幕開け
ライブの幕開けは、シンセサウンドが響き渡り、観客の心を引き寄せました。舞台の緞帳が上がると、神秘的なコーラスが会場を包み込み、山本恭司(ギター)、人見元基(ボーカル)、厚見玲衣(キーボード)が姿を現しました。その後、サポートメンバーとして永井敏己(ベース)が登場し、さらにドラムには山本恭司の息子である山本真央樹が加入。新たな世代の血を迎え入れ、特別な夜の幕が切って落とされました。
曲名で切り込むパフォーマンス
1曲目はセカンドアルバム『CYCLONE』から「Hurricane」。激しいドラムのキメと共にギターリフが渦巻き、人見の情熱的な歌声が披露されます。続く「Doncha Wanna Cum」では、ヘヴィなリズムがじわじわと会場を揺らし、山本のギターが楽曲に濃厚なグルーヴをもたらしました。
「Night By Night」では、シンコペーションのビートがバンド全体を引っ張り、観客との一体感が生まれます。そして、厚見の作曲による「Born To Die」では、ダークな感触の中に美しい旋律が絡み合い、まさにオペラのような壮大な音楽体験が展開されました。
圧巻のギターソロ
特に山本恭司のギターソロは際立っていました。彼のパフォーマンスには、アーミングやハーモナイザーなどのテクニックが駆使され、まるでオーケストラのような豊かなサウンドが生まれます。この瞬間、観客は驚きと感動の渦に巻き込まれました。
新たな形での音楽の旅
第一部の後、休憩を挟み第二部が始まると、VOW WOW名義への改名が反映された新体制での楽曲「Break Down」が披露されます。この曲では、パワフルなボーカルとともに、ギターソロが聴き手を圧倒しました。
ライブの進行と共に、名盤『Ⅲ』の楽曲が次々と披露され、重厚さと叙情が重なり合う空間が生まれました。特に「Nightless City」では観客が身体を揺らし、最後の「Shot In The Dark」では、場内のボルテージが最高潮に達しました。
昨日と今日の融合
VOW WOWは過去の栄光にとどまらず、現在進行形のレジェンドとしての力強い姿を見せつけました。この40周年を祝うライブは、彼らの存在を改めて観客の心に焼き付ける重要なイベントとなりました。
WOWOWではこの歓喜のライブを、3月22日午後9時から特別放送します。進化を続けるVOW WOWの姿をお見逃しなく!
文:黒田隆憲
写真:森島興一・由美