Naz Yamadaの初ワンマンライブ「DESTINY」レポート
2025年12月6日、沖縄の北谷MOD’Sにて、シンガーNaz Yamadaの待望の初ワンマンライブ「DESTINY」が開催されました。観客を魅了する特別な夜、彼女は大阪のR&BバンドNeighbors Complainをゲストに迎え、計13曲のパフォーマンスを披露しました。中でも注目は、未発表の新曲8曲が初めて披露されたことです。これまでの活動を振り返りながら、新たな一歩を示す意味深いステージとなりました。
ライブ当日の模様
この夜のライブは、観客で満杯の会場に響き渡る力強い音楽でスタートしました。ゲストバンドNeighbors Complainが登場し、ファンキーなビートで会場の雰囲気を一気に盛り上げます。彼らのバンドとしての実力とエネルギーが溢れ、観客は彼らの生演奏に引き込まれました。
Naz Yamadaは、彼らの演奏をバックに「Be me」で登場。続く楽曲「Angel of Death」では、彼女の力強くも繊細な歌声が響き渡り、会場が一体となって彼女のパフォーマンスに魅了されました。彼女の歌声は会場中を包み込み、観客の心をつかんで離しません。
MCでの印象的な言葉
MCでは、Nazは新曲「Ex.」について興味深いエピソードを語りました。「この曲は一見切ないラブソングのように聞こえるけれど、実は彼氏に自分の気持ちがうまく伝わらず、微妙な皮肉が込められているんです」と彼女は笑顔で説明。これは会場の観客から共感の声を引き出す一幕となりました。
中盤のハイライト:デュオの静かな感動
このライブの中でも特に印象に残ったのは、ライブ中盤にナズとNeighbors Complainのキーボード担当であるOTOとのデュオによる「Love Always」です。OTOの繊細なピアノ伴奏に乗せて、Nazのクリアな歌声が美しく響き、会場全体に静かな感動が波のように広がっていきました。観客は、彼女の歌声に耳を傾け、タイムレスなメロディに浸りました。
新しい一歩としての「Hidden」披露
ライブの後半では、NazとNcube ProjectのプロデューサーNashとの初のコラボレーション曲「Hidden」が初めて披露されました。この曲は、Nazが音楽活動を休止していた時期の心情を反映した作品だと語り、「小さい頃の光を自分の作った暗闇に隠していた。でも本当は希望や夢が自分の中にまだ存在する」と語りました。そのメッセージには客席から大きな拍手が送られました。
アンコールで頂点に達した盛り上がり
そして、アンコールではNeighbors Complainの「Gotcha Feelin’」が披露され、観客は一緒になって盛り上がりました。最後は12月1日リリースのクリスマスソング「Silent Night Bae」を熱唱し、「これから皆さんに楽しんでいただけるよう、どんどん成長していきます!」という力強い宣言でライブは終了しました。
この初ワンマンライブ「DESTINY」は、Naz Yamadaがアーティストとして新たな一歩を踏み出した素晴らしい時間となり、多くの感動を観客に残しました。今後の彼女の成長と活躍が楽しみです。