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ファンケルグループ、4年連続で最高位のゴールド賞を受賞

ファンケルグループは、LGBTQ+の職場環境向上に関する取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、最高位であるゴールド賞を4年連続で受賞しました。この素晴らしい成果は、11月14日に開催された「work with Pride 2025」カンファレンスで正式に発表され、多くの注目を集めました。

PRIDE指標とは

この指標は、企業の枠を超えてLGBTQ+が働きやすい職場作りを目指す「work with Pride」によって設けられたものです。評価は5つの指標から成り立ち、企業の施策がどれだけ進んでいるのかを示すものです。各企業は、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で評価され、ファンケルグループはすべての指標において高い評価を獲得しました。

各評価指標におけるファンケルの取り組み

1. Policy (行動宣言)

ファンケルは、ダイバーシティとインクルージョンを企業の公式方針として掲げています。企業のサイトにおいてその姿勢を明確に示し、取引先に対しては人権の重要性や差別の禁止についてのガイドラインを提供しています。また、経営層からのメッセージを公開し、企業全体でのマインドセットの浸透を図っています。

2. Representation (当事者コミュニティ)

ファンケルは2022年4月に「LGBTQ+アライ」を設立し、376名のアライメンバーが参加しています。このアライメンバーによる啓発活動やイベント出展は、企業文化において非常に重要な役割を果たしています。また、企業内にはLGBTQ+専用の相談窓口も設置し、従業員が安心してアクセスできる環境を整えています。

3. Inspiration (啓発活動)

新たに入社した社員に向けてLGBTQ+理解促進研修を実施しており、六月にはPRIDE月間として社内外でのイベントを通じて意識啓発を行っています。これにより、社員の理解が深まり、職場環境の改善に寄与しています。

4. Development (人事制度、プログラム)

新設されたパートナーシップ規程により、同性婚や事実婚にも福利厚生が適用される仕組みが整えられました。また、自認する性に基づく通称名の使用も認められ、従業員が自分らしく働ける環境づくりが進行中です。

5. Engagement/Empowerment (社会貢献／渉外活動)

ファンケルは、Tokyo Pride2025にて企業の代表者が直接参加し、市民とのつながりを強化しています。また、若年層向けのSDGs講座を通じて、ダイバーシティについての理解を促進させるための教育活動も行っています。

まとめ

ファンケルグループが実施している多様性に対する取り組みは、職場におけるLGBTQ+への理解を深め、より良い環境を提供することに貢献しています。これからもこの姿勢を継続し、他企業のモデルとなることを期待しています。ファンケルグループの挑戦は、今後も注目に値するものです。

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